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彼が何を思ったかは無視される。

矢が降ってくる。

その矢に当たり、命を落とした人がでた。そして、それが数日続いた。

世間は矢を射った人間は誰だと騒ぎ、ある人物が特定された。

その数日後、矢にあたったのは人ではなく妖怪、または妖怪と疑われる者だという事がわかった。そして、その矢のおかげで命が助かったと言う人も現れた。

しかし、また次の日。
命を落としたものの中には、やはり人間も含まれていることがわかった。

今日もまだ、矢は降っている。

いま世間では、「矢を射る妖怪」を殺せる人材を募集している。


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