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ごっきげんよー!岸田百波です!

劇団5454の岸田百波(キシダモナミ)です!
先日12周年にあわせて劇団5454に加入しました。

俳優に加え、庶務を担当します。
これからどうぞ、よろしくお願いします!

かっちりめのご挨拶はこちら↓

今日はゆるめ・写真多めの自己紹介です。
それではレッツゴー!

やぁーーー!

ちょっと細かいプロフィール

2歳になる前。
小さい頃はあまり笑わない無表情な子でした。
たぶん、ひよこがかわいくてしょうがないという顔。

出身:愛媛県東温市(とうおんし)
県庁所在地 松山市のお隣。利便性の高さと、三方を山に囲まれた自然の豊かさとが共存している、のどかでとってもいいところです◎

滑川渓谷
滑川渓谷(東温市)

ちなみに演劇に関してだと、東温市には
地域拠点型としては日本で唯一、年間を通してオリジナルミュージカルを上演する「坊っちゃん劇場」という劇場があります。
なぜそんなレアな劇場が、東温市にあるのかって??分かりません🫨
帰省したとき新作を観にいくのがひそかな楽しみ。

四国カルスト
愛媛で撮ったお気に入り写真① 四国カルスト(久万高原町)
面河渓
愛媛で撮ったお気に入り写真② 面河渓(久万高原町)

岸田の話に戻ります。
年齢:27歳(今年28歳)

劇団内だと及川詩乃ちゃんと同い年!
同い年の子がいてラッキー!

ジンギスカンを見つめる詩乃ちゃん(右)と私

あとたまに質問いただくのですが「岸田百波」というのは本名です。
名字と名前にそれぞれ「岸」「波」と海を連想させる漢字が入っていて、まとまりがあって気に入っています✌️

由来:父の実家のある愛媛県宇和島市に「百波」という和菓子屋があって、特に縁やゆかりは無いけどそこから漢字・読みを拝借。
宇和島に帰省する道中、山の中にある「百波」の看板を見た両親が、名前にしたら良い感じだね、かわいいねとなったのだとか。

百波
「伊達侯(だてこう)」という最中が美味しいです。
通販もあるよ。

……愛媛と和菓子屋の紹介になってしまいました。
NEXT!!

演劇との出会い(?)

ドラマ『glee』で主人公がやたら憧れるニューヨーク。
これは8年前。

どうしても田舎なので、演劇に触れる機会というのは、都会ほどは多くなかっただろうなぁと思います。私が中高6年間通った学校には演劇部もなく。

そんな私が演劇に興味を持ったきっかけ(のさらにそのきっかけ)は、『glee(グリー)』という海外ドラマ。2011〜13年度、私が中3〜高2のときにNHKで放送されていました。

《概要》オハイオ州にある架空の学校、ウィリアム・マッキンリー高校の合唱部(グリークラブ)を中心に描かれる、ミュージック・コメディ・ドラマ。プロのダンサーやミュージシャン、ブロードウェイでの舞台経験などを持つ実力派キャストたちが、1930〜90年代のスタンダード・ナンバーから最新のヒットソング、著名なミュージカル・ナンバーなど、毎回幅広いジャンルから名曲をカバーするパフォーマンス(ショウ・クワイアー)が見どころのひとつ。

Wikipediaより
高3の運動会。パン食い競争で1位。

gleeをきっかけにミュージカルに興味を持つようになった私は、大学に入学するとミュージカルサークルに入ります。

入学式。
しれっと飛ばしましたがこの前に1年浪人してます。

ミュージカルサークルに入ったらミュージカルできるかな〜なんて甘く考えていた私。ですがそこは、私とは比べ物にならないくらいミュージカル愛が強くて、歌もダンスもうまくて、華のある人たちの集まるところでした。

レベルの高いサークル内の競争に全くついていけなかった私(ほんっとにひっとつも内部オーディションに受からなかった!)は本公演には出られず、1年目を終えました。

チャンスがやってきたのは2年目。
番外公演としてストレートプレイ(ミュージカルみたいに歌ったりしない、セリフと芝居のみの演劇)が企画され、ようやくオーディションに合格した私は、初舞台を踏みます。2017年の出来事。

『ジプシーの瞳、海の青』SNSより引用
両班(白・藍)キャスト集合写真

この頃から、
「私は歌もダンスも芝居もできないから、3ついっぺんに手を出しても周りには勝てないんだな。まずは芝居に集中しよう」という現実的な考えを持つようになり、ミュージカル出演への憧れを捨てます。

以後サークルは辞め、地道にオーディションを受け続け、
(とはいっても落ちまくるのでせいぜい年に1、2回のペースで)細々と活動してきました。
そんな中で劇団5454とも出会うことになるわけです。


5454との出会い(!)

2022年『ビギナー♀』舞台写真

5454との出会いは2019年『カタロゴス〜「青」についての短編集〜』
よく一緒に演劇をやっている友人が出ていたので観に行きました。

カタロゴス青は短編集の形式。どの短編も面白かったんですが、観劇当時私が大学4年生だったことと、過去にバドミントンをやっていたこともあいまって登場人物”はな”に思わず共感。アンケートには「ビギナー♀」が面白かったと書いた記憶があります。

それからわりとすぐに、短編「ビギナー♀」を長編にしちゃいます!ってことで出演者の募集があり、あら最高じゃない!ともちろん応募したのですが、オーディション当日を迎える前に中止になってしまいました。

2020年4月。あの頃はみんな、大変でしたよね。

2020年3月。世界的にちょっと不安定な中での卒業旅行。

そこから2年間、5454とは何もなく。

2022年1月、再び「ビギナー♀」長編化企画が立ち上がりました。
もちろん即座に応募して、オーディションを受けました。
もうほんと、再び開催してくれてありがとうです。

オーディションでの私はあまりパッとしなかったらしく(後日談)、
本来なら普通に不採用になるところを、バドミントン経験者だというほぼそれだけの理由で運良く採用になったみたいです。
(・。・) …....…
………...
………
……



あぶねぇ!!!!!(;°ロ°)
あぶなかった!!!!!
『ビギナー♀』がバドミントンの話で助かったぁ!!!!!


あのとき『ビギナー♀』のオーディションに受かっていなかったらもう、当然2023年までご縁が続くこともなく、今年こうして劇団員になることもなかったでしょうからね!!
部活動強制の学校じゃなかったのに、バドミントン部入っててよかった!😭10年前の自分よくやった!
きっとそこにあったであろうどでかい分岐点に思いを馳せ、これを書きながら妙などきどきが押し寄せてきました。

落ち着け私は木

『ビギナー♀』は1年半ぶりの舞台でした。
経験も実力も豊かな圧倒的安心感のある先輩方に囲まれ、のびのびと芝居ができたことは、今振り返っても宝物のような思い出。
このタイミングでビギナーがなかったら、そのまま演劇から知らん間にフェードアウトしていたコースもあったでしょう。ここにも分岐点。2022年の11月のことです。

『ビギナー♀』スナックわかばのシーン
この完璧なポジショニングからだけでも伝わるであろう、先輩方の偉大さ。
カンフェティ橘涼香さんのレポートより引用

翌2023年は、
1月から若手演出家コンクールの最終審査に向けての稽古に混ぜてもらい2月に『宿りして』、11月に『結晶』、その後すぐ北海道で『宿りして』と、
5454に出会う以前の私のゆったりとしたペース(不本意)と比べると、昨年はかなり、どころか演劇始めて以来最も!充実した演劇ライフを送ることができた年でした。

ただただ、私をおもしろがってくれる劇団5454のおかげです。
5454が私をおもしろがってくれることが未だに凄く不思議で、でも凄くありがたいです。

ごめんなさい木の真似をしている写真がまだあったので
見てやってください。海風を受け曲がった木。


劇団員になる。それは転職、新生活

友人の転職をお祝い。
5454公演のブロマイドをわざわざ購入し持参する愉快な友人たち。

そんな感じで劇団5454は好きな私ですが、
「自分が劇団員」となるとちょっと話が違ってくるぞおやおやおや、ということでかなり悩みました。

劇団員になる、って、世間一般のライフイベントだと何に匹敵しますかね?事の重大さ的な意味で。

経験がないので想像でしかないけれど、
私はたぶん、転職くらい?は悩んだかな。
海外赴任まではいかないかなくらい。

「劇団5454の劇団員になるか否か」という問題は何か月もずっと、常にうっすら頭の片隅にあり脳のメモリを食っていて、
早く答えを出して一刻も早くこの難題から解放されたい!と思いつつ、結局回答期日の朝まで迷いました……。

即決できなかった理由は多岐にわたり(多すぎて劇団員にも明かしていないので割愛)、
入りたくない!となかなか固い意志をもった自分(ブルー)も確かにいたのですが、
結局のところ入ってみないことには、入りたい自分(レッド)を納得させられないと気づいたブルーが折れ、約9か月(本腰を入れたのは後半4か月)の闘いは終了しました。

脱力……

5454のみんなは圧をかけず気長に待ってくれただけでなく、今年の初め頃からお試し期間まで設けてくれて、大変歩み寄っていただいたなと感じております。

仮入団期間中は5454が開催するワークショップにお手伝いとして参加するなど、研修期間ですか?っていう感じで、本当に新しい職場に入った気分。

無事劇団5454の記念日・4月17日に加入が発表されると、
ありがたいことに5454ファンの方や身近な人々におめでとう等々嬉しい言葉をいただきました。

正直決断するまでが長すぎて疲れて「めでたいこと」という意識が完全にふっ飛んでいたので、おめでとうという言葉をかけてもらってびっくりだったし、その言葉だけで不思議と、悩みに悩んだ時間がパーッ、サーッと報われる気がしました。ありがとうございました。

4月のそわそわ、新生活のそわそわとは無縁になっていたここ数年。
今年は私もそわそわ、ひさびさに新生活だぞ!!

ヤッホー新生活!五月病には気をつけましょうね。


最後に目標などを書いて終わりたいと思う

目標: 全力サポート!
(妖怪のような写真をすみません。
”縁の下の力持ち”のイメージ画像として見てください)

劇団員としての目標はひとまず、
人間の数が増えたことで、仕事量を少しでも分散できればいいなと。
(私でサポートになるのかという問題はさておき……)

外側から2年間5454を見ていて、
劇団を続けるって凄く大変なんだろうなと思いました。
やることはたくさんあって、時間とお金はたいてい無くて……(笑)

せっかく内側に入ったのだから、他の劇団員の健やか度的なものには気を払いたいです。

先日の12周年記念YouTube Live後
楽しそうで泣けちゃう

あと、今後5454で活動するうえでひとつ、大事にしたいスローガンがあるので聞いてもらっていいですか!

1. 寒かったら気づこう
2. 寒かったら1枚羽織ろう
3. 寒かったら「寒くない?」と聞こう

今作りました。

です!!

私、とても寒がりのくせに、”寒い”という不快感を無意識に我慢していることがよくあって、
その我慢無意味だな、無駄だなーと日々反省していることから、8割くらいは文字通りの意味で書いたのですが、

そこから転じて、

1*. これまで見過ごしてきた小さな違和感に気づけるようになろう
2*. 違和感に対し、すぐにできるライトなアクションがある場合は、即行動しよう
3*. 周りも同様に感じている可能性が少しでもあるなら、自分の内に留めず共有しよう

みたいな意味です!どうですか?!スローガンとして機能してますか?!

(もっともらしく書いたけど、あくまで8割は文字通りの意味)

装備が手薄でめちゃ寒かった八丈富士のお鉢巡り。
まずは羽織れる服を携行するところからかな!!

また、以下は具体的にはまとまっていないけど、5454でやりたいこと(仮)。

公演以外の期間にお客さんを楽しませられる何かを考えられたらいいな……なんて思ったり。
イベントとかできたらそれはもちろん楽しいのだけれど、そんなたいそうなものじゃなく、もっともっとライトなものでも良いのです。いえむしろ私がやるならライトなものが良いです。というメモ。

まぁでも、これから1年くらいはそれどころじゃなくただバタバタと過ぎてしまう予感です!(笑)

劇団員になったとか関係なしに、もちろん芝居で「お客さんに楽しんでもらいたい」「お客さんの日常を少しでも彩りたい」という気持ちはこれまで通り変わらず。

私もできるだけ楽しみつつ劇団5454で頑張るので、
これを読んでくれているあなたも、一緒に楽しんだり、
たまに気をかけてもらえたら嬉しいです!

おしまい



実は劇中ではまだほとんど言葉を交わしたことのない同期:高品さん

そんな高品さんの自己紹介 ↓

劇団5454 2024年夏企画公演『宿りして』/『古膜』
公演の詳細が最近公開されました🎉↓


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