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ごきげんよう!及川詩乃です!

劇団5454、俳優と庶務の及川詩乃(おいかわ しの)です。
劇団のみんなからは「おしの」と呼ばれています。

劇団の庶務って何するの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、文字情報のチェックや整理、会議での書記、なんらかの書類作成など、細々としたお仕事を担当しています。


まずは、みんなの自己紹介に倣って、演劇を始めたきっかけ、5454との出会いを綴っていきたいと思います。

お芝居を始めたのは小学生の時。
その頃から女優さんになりたい、と思っていたので、初志を貫徹していることになるのかな…笑
児童劇団でレッスンを受けたり、お仕事の現場に行ったりしていたのですが、ちゃんと演劇を始めたのは高等学校を卒業してからになります。

文学座という劇団で3年間、研究生をやりました。
担任の先生の反対を押し切り進路は文学座1本、今思うとかなり博打の受験ですよね。
歌唱試験で周りのみんながミュージカル曲や外国の歌曲を歌う中、童謡の楽譜を用意した私。
もうどうにでもなれと成り行きに身を任せました。
高校の卒業式の翌日の合格発表で、この上なくほっとしたのをよく覚えています。

人生で最も演劇漬けの日々を送った3年間は毎日がエキサイティングでした。
古典の戯曲を読んだり、研究生公演でアトリエの舞台に立ったり、初めてだらけの演劇の世界。
過去の研究生公演のパンフレットを見て憧れの文学座出身の女優さんと同じ役をやりたい!と心を踊らせたのも、書庫の台本の配役表に錚々たる先輩方のお名前を見つけて興奮したのも思い出です。
同期たちは年齢も経歴もバラバラで、高校を卒業したばかりの私にとって刺激的な出会いでした。

3年目の査定に落ちて準座員に残れなかった私は、研究所卒業後、小劇場界を彷徨います。
オーディションの情報収集をする中で出会ったのが、『トランスイマー』再演のチラシ。
プールに浮かぶ縁さんの強烈なデザインに衝撃を受け、劇団5454のHPへ。
公演は終了していたもののオーディションをやることを知り応募したのが『ト音』再々演でした。

5454を観たことのない私でしたが、『ト音』の稽古が始まり5454と関わって行く中で、すぐにこの劇団のファンになります。
春陽さんの作品にこれからも出たい、みんなとこれからも一緒にお芝居したいと強く思った私は、『ト音』『カタロゴス〜青についての短編集〜』の客演を経て、2020年に劇団員になりました。


このnoteは、劇団のことはもちろん、自己紹介では書ききれなかった話、自分の興味のあることや日常のことなど、各々が自由なペースで更新していく予定です。
これまで担当していたメールマガジンでやっていた企画なども考えているので、楽しみにのんびり待っていただけたら嬉しいです!

よろしくお願いします!


及川詩乃

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