揉み返しと好転反応のウソホント
整体やマッサージなどの手技療法を受けた後に、痛みやだるさが出たことありませんか?
こういう場合は良い揉み返し
こういう場合は悪い揉み返し
いやいやそれは好転反応
などといろんな意見がありますが、何を信じていいのか分かりませんよね。
施術を正当化してるだけのようにも思えてしまいます。
そこで、
私が提供するのは3つの区別。
1.筋肉などの組織を強く刺激したために
細胞が損傷し炎症を起こしている状態
2.身体の構造が変化したことで、
今までとは違う部位に負荷がかかることによる身体の反応
3.体内の環境、血液やリンパの流れ、
内臓の状態などが変化したことによる身体の反応
1は完全に施術者の腕にかかっています。
身体の構造や組織の状態を繊細に感じ取れずに、力任せに刺激をすると起こりうる状態です。
2は受け手の筋力の問題と施術者の力量が絡んできます。
どこまで変化に耐えられる身体なのかの見極めは熟練の技です。
変化しすぎを恐れて無難な施術をしていても、なかなか改善していきません。
負担が大きくなり過ぎないギリギリのラインを攻めているのです。
3の内部の変化による反応は避けられません。
いままで溜まっていた毒素や老廃物が多いほど、身体の反応も大きくなります。
一時的に悪化したように見えても、それを乗り越えると今までよりも良い状態になることを『好転反応』と言います。
施術後1〜2日で回復して、3日目以降はすっきり楽になります。
痛みやだるさが3日以上続く場合は、何らかの原因でバランスが崩れてしまった状態です。
その時は早めに施術者にご相談されることをお勧めします。
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