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ただ今日を過ごす。

もうすぐ一年経つんだなぁ、と思う。
立ち止まってから、一年。
立ち止まってからの自分を、noteに記録しはじめてから、一年。

最初の三ヶ月は、「三ヶ月経ってもまだこんなに低空飛行なのか」と驚いた。
半年経った頃には、「だいぶ元気になったぞ」と思った。
でも、今から振り返ると全然だった。
そろそろ一年が経過するいま、「だいぶ元気になったぞ!」「なんやったら調子を崩す前よりも元気だぞ!」と思っている。
けれど後で振り返ったら、やっぱり「いやいやいや」とツッコんでるわたしがいるのかもしれない。
現に主治医には、「やっぱり復職、もうちょっと待った方がいいんじゃないですか?」と言われちゃったりしているので、なんか引っかかりどころはあるのかも……
とりあえず、未来のわたしが今のわたしをどう評するのか、今のところはわからない。

でもたぶん。
「書き残しておいてよかったな」とは思ってくれる気がする。
それは今のわたしが、この一年のわたしに対して思うことでもあるから。

あぁ、こういう闇の中を歩いてきたのか。とか。
そういえばこんなことを考えていたな。とか。
あぁ、こんな言葉をかけてもらったな。とか。
切なく、気恥ずかしく、微笑ましく思い返す自分がいる。

辛い日々をそれでも過ごし続けた自分に。
前を向こうとしていた自分に。
好意を恐れまいと覚悟を決めた自分に。
励まされ、慰められ、気付かされる自分がいる。

世界は変わっていく。
わたしも変わっていく。
一日として同じ日はない。
明日のことはわからない。
それでも。

朝の光の中で、「また目覚めてしまった」と絶望していたわたしは、今は遠いところで眠っている。
「頑張ろう」とか、「いい一日にしよう」とか、そういう前向きさとは今でも距離があるけれど。
「あぁ、朝だな」と。フラットにそう思えるようになった。
それだけで今は、一日一日を生き抜いていける気がする。

何かを起こそうと気負わなくていい。
何かを変えようと頑張らなくていい。
まずはただ、次の一日を、三ヶ月を、半年を生き抜こう。

低空飛行でもいい。休み休みでもいい。ただ、飛び続けよう。
それがきっと、次のわたしの一年を、繋いでくれるはずだから。

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