デリケートゾーン、日本人は洗いすぎ。
こんにちは!
laugh.のスタッフMAYUです。
突然ですが、毎日デリケートゾーンをどのように洗っていますか?
「ボディーソープで身体と一緒に洗っている」
日本人女性の方はほとんどがこの回答をされると思います。
その理由は、
「ボディーソープで今まで洗ってきたけど特にそれで困った事がないから」
「デリケートゾーンは普段見えない部分だしお金をかけてケアする必要はないと思う」など様々。
はっきり言います。
デリケートゾーンを身体と同じボディーソープで洗うことは、洗いすぎです!!!
実は、海外では当たり前にデリケートゾーンケアが正しく行われているにも関わらず、日本ではまだほとんど浸透していないんです。(※その理由に関しては、後日記事にします📄)
今回はボディーソープで洗う事はなぜ洗いすぎなのか、
どうやって洗えばいいのかのお話をしていきます。
ボディーソープで洗う事はなぜ洗いすぎ?
理由① 膣には自浄作用があるから
知っていましたか?
膣には膣自体の【自浄作用(自ら清浄する能力】があるんです。
これにより、常に膣を潤して老廃物を外に排出したり、
他の細菌の侵入や繁殖を防ぎ、膣内を清潔な状態にして酸性を保っています。
元々膣自体に自浄作用があるにも関わらず、
人工的に洗浄力の高いソープや石鹸で洗う事によって
酸性が保てなくなり、逆に雑菌などが増えてしまう可能性があります。
雑菌が増えると、おりものの匂いや量の増加・デリケートゾーンの黒ずみ・かゆみに繋がってしまうのです...。
洗いすぎ以外にも、下記のような理由がデリケートゾーンの悩みの原因になると言われていますので注意してください!
ボディーソープで洗う事はなぜ洗いすぎ?
理由②pH値が合わないから
pH値ってご存じですか?
pH値とはその液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度のことです。
人間の体は部位によってそれぞれpH値が異なります。
デリケートゾーンの皮膚の各層はまぶたよりも薄くてとても繊細。さらに、すぐそばには酸性度が高い膣があるため非常に敏感な部分となっています。
それに対して、市販の弱アルカリ性ボディーソープや石鹸のpH値は9.0~11.0。
pH値が全然違うのが見てとれますよね。
pH値が異なるアルカリ性のソープや石鹸で身体と同じように洗うと、
デリケートゾーンの皮膚のバリア機能が壊れて、匂い・かゆみ・黒ずみ等の原因となる可能性があるんです。
ボディーソープで洗う事はなぜ洗いすぎ?
理由③ 乾燥しやすいから
先ほどもお伝えしましたが(何度でも言います笑)、デリケートゾーンの皮膚の各層はまぶたよりも薄く繊細です。
皮膚の薄いデリケートゾーンには、ボディーソープに含まれる界面活性剤などの洗浄力の強い成分もNG。
必要な潤いまで洗い落としてしまい乾燥する上、
肌を守るために皮脂が過剰分泌されてニオイのもととなります。
もし、
「なんかデリケートゾーンが前より臭う気が...」
「最近前よりおりもの臭いが強くなったかも…」
なんて思っている方がいましたら、もしかしたらデリケートゾーンの乾燥が原因かもしれません。
ぜひお顔と同じように専用のクリーム等でデリケートゾーンも保湿していただくことをオススメします!!
デリケートゾーンの正しい洗い方
前章では、なぜ体と同じ弱アルカリ性のソープや石鹸を使うと、デリケートゾーンにとって洗いすぎなのか述べてきました。
そこで最後は、何でどうやってデリケートゾーンを洗えばいいのかお伝えします!
まず、何で洗えばいいのかというとズバリ
「弱酸性のソープ」です。
ただ、弱酸性のソープだったら何でもいいってわけじゃありません。
デリケートゾーンと同じpH値の弱酸性ソープである必要があります。
ですが、市販の弱酸性ソープなどは、なかなかpH値までは公開されていないのが現実...。
なので1番安心なのはデリケートゾーン専用、またはデリケートゾーンケアが出来ると謳っている弱酸性ソープを使っていただくことをおススメします。
さらに!デリケートゾーンの菌のバランスを整えるような成分が含まれているソープだとなおオススメ!
ダーモソフトデカラクトリキッド
ラフローラEC12
バイオエコリア
ホスホリルオリゴ糖 Ca など
デリケートゾーンには良い菌も悪い菌も沢山います。
清潔を保つには、悪玉菌は減らして善玉菌を増やし菌のバランスを整える必要があるため、上記のような菌のバランスを整える作用がある成分が含まれていると、さらに良いです!
そして最後に、洗い方についてお伝えします。
①ぬるま湯ですすぎます。
②ソープまたは石鹸をしっかりと泡立てます。
③まずは、アンダーヘアを洗います。
④次に、Vラインを洗います。
⑤Iラインは前から後ろへ洗います。
⑥ぬるま湯でしっかりと洗い流します。
☆皮膚への刺激を軽減するためにしっかり泡立てる
☆乾燥を防ぐためにぬるま湯で流す
☆雑菌を膣内に入り込みにくくするためにIラインは前から後ろへ
上記が3つが大きなポイント!
ぜひ、できることからデリケートゾーンケアを始めてみましょう。
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