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『渋谷ポケモンカードラウンジ』の『プライベートルーム』でめちゃくちゃ遊んできた話。

こんばんは。猫暮です。
本日はもわっとした炎天下の中、行ってきました!
世界で唯一のポケモンカードバトル専門店舗。

『渋谷POKEMON CARD LOUNGE』

ポケモン カード ラウンジ

公式サイト様より。なぜ自分で写真を撮らなかったのか。

本日、もともとマーダーミステリーハウスという施設に参加予定をしていたのですが、急遽人数不足というトラブルにつき場所の変更を余儀なくされました。そんな中ポツンと漏れたポケモンカード狂いの友人の提案が電撃採用。それこそポケモンカードラウンジ。ナニコレ面白そう。

ちなみに筆者、ポケモンはそこまで熱中したわけでもないがプレイだけはしてる程度。エンドコンテンツには手を出さずに、ストーリーと殿堂入りだけ終わらせてキャッキャッウフフするタイプ。しかし、おそらくX,Yくらいのシリーズで時が止まっている。時代に取り残された悲しきトレーナー。

ここらへんの世代。しかし、何も覚えていないのである。

さらに言えば、ポケモンカードに関してはまったくのノータッチ。よって今回実物を見るのは初めての体験となるのだが、何もしらない私は「ポケモンラウンジ?なんかグッズとかフィギュアとか置いてあるところかな?よく分からんけど、ついてこう」くらいの初見未予習っぷりでSHIBUYAに集合することと相成ったのである。

超絶方向音痴の私を憂いて渋谷ハチ公前という優しいチョイスをしてくれた友人たちの期待を裏切らず、散々迷いちらかして10分遅れで到着した私。朝早めの10時という時間にも関わらず炎天下に精神も体力も奪われる。だけど意外にも(徒歩4分+エスカレーター昇降1分程度)で目的のラウンジが見えてきた。

広い!

あまりの広さと、そして席の多さにびっくりした。だが、人っ子一人見当たらない。あたりまえもあたりまえ。なぜなら開店と同時に凸したからである!
つまり、私たちが最初のお客さんだった。


もともとポケモンカードの憩いの場については場所が限られる、とポケカ狂いの友人は話していた。たとえばブックオフやハードオフといった店舗のカードゲームコーナー近くには小さなラウンジが用意されている。比較的カジュアルな層はそこで自由気ままにバトルを楽しめるし、交流の場としても和やか。

カードゲームに少し慣れてきてちょっと歯ごたえのある勝負がしたくなった時には『ジムバトル』と呼ばれる公式のイベント告知を活用する。
たとえば近くのカードゲームショップや、ポケモンセンター(現実の)といった施設が公式のサイトを経由して告知を出してくれるのだ。

店舗の従業員やスタッフ主導のもと、ユーザーイベントレベルの規模で開催される大会形式を持つのがこのジムバトル。カジュアルな地元のラウンジと違い、環境とよばれる最前線のデッキや丁寧に構築されたデッキにもお目見えすることとなる。

ちなみにポケ狂の友人は何も知らずにジムバトルに突っ込んだところ全戦全敗という驚異の記録をたたき出したらしい。ここから年単位に及ぶ壮大な復讐劇がはじまるのだが、ここでは割愛する。OK!次に進もうぜ!

つい一昨日(7/19)にも新弾が出たりと激アツコンテンツ


ジムバトルもラウンジもハードオフの隅のテーブル席もどれもカードゲームができる場所ではあるものの「ポケカ専用の場所か?」と聞かれると、そういうわけではないらしい。

たとえばポケモンセンターであれば開催の度にスペースを作ったりするが、子供の客層で大変にぎわっていることが多い。正直なところ大人は気軽に入りにくいし、ガチデッキのようなモノも披露しづらいといった問題もある。

一方でカードゲーム専門店やボビーショップが開催するジムバトルは、最前線に触れられるとかガチ目のトレーナーが待ち構えているという条件は満たせるけど、開催が不定期である上に、ポケモンカードだけが主題というわけでもない。

MTG(マジックザギャザリング)、遊戯王、WIXOSSといった別のカードゲームもメインストリームとして名を連ねているので、ポケカだけに集中できるわけじゃない。ポケカ目的に連日通い詰めても必ず毎日対戦ができるわけじゃないって留意点はあった。

ところが、そんな問題を解決する待望の施設が現れてしまったのだ。

今年の4月。突如渋谷のど真ん中に建つTSUTAYAのワンフロアが階層したかと思うと、燦然と輝く「POKEMON CARD LOUNGE」の文字。ポケモンカードのための専用の場所がついに登場した、と興奮しながら語るポケ狂ちゃん。

全席がポケモンカードゲームをするためにチューニングされた特別仕様のテーブル。豊富な貸し出し用具の数々。プレイマット、おはじきみたく輝くダメージカウンター、コイントス用のメダル、さらに初心者でも安心なスターターデッキ集。さらにはお菓子も飲み物も食べ放題飲み放題の至れり尽くせり仕様。

特に友人のポケ狂がずっと望んでやまなかった世界が目の前にあると興奮しています。
ここであれば、友人との連れ添いはもちろん、カジュアルからフリーバトルまでなんでもござれ。惜しくらむは世界に1店舗しかない挑戦的な施設でもあることくらい。

さらに、今回友人が予約していたのは、この店舗の奥にひっそりとたたずむ「プライベートルーム3時間コース」。なんと個室で思うがままに楽しめるというではありませんか。スタッフに案内されてびっくり。

クランクイントレンド様より

一見してただの壁にしか見えない隠し扉を押しいると、ラウンジよりもさらにシンッとした空間が現れました。専用のカードを首から下げることで入室の許された空間。気分はゲームフリークの社員です。

今回は4人で割ったので、一般席とほぼかわらないコスパ。
え?!いいんですか?!


えー、そんなプライベートルームで遊びに遊んだ3時間だったのですが、結果から言いますね。

最高でした。


お菓子とか飲み物とかも両手に抱えれるだけゴッソリ抱えて持ち込んだりしました…(笑)
いくら飲んでも食べてもただというのですから、そらもう持ち込みますとも、ええ。秘密基地に全部盛りの茶菓子セット持ち込んでパクパク摘まんでる感じです。

ちなみにスープ系も充実していて、お吸い物やショウガスープ卵スープなんかも錬成できてしまう。もちろん食後のコーヒーだって、選択できちゃう。うーむ、大人のまま童心に帰れるタイムカプセルみたいな空間。

見てこのワクワク感。よだれでカードを汚さないように気を付けます。

もちろん、ポケカ自体もたっぷりと楽しみました。特にポケ狂いの友人の献身的なルール説明もとても大きかった。個人レッスンも余すところなくしてもらい、2時間が経過するころには素人三人が淀みないプレイができるように。ローテーションで席を回したりデッキを交換したりと、思い思いのままにポケモンバトルを繰り広げました。こういう時デッキを回し打ちできたりするの最高に楽しい!

しかも外からの騒音も中からの騒音もシャットアウトされるため、本当に「プライベート感」がマシマシなのです。ちなみに入った時にはラウンジはオフ会0人状態だったのですが、時間になり退店するときには、なんと満席に。かなりワイワイガヤガヤとしていたのですが、プライベートに入っている間は微塵も気づけませんでした。驚きの消音性です。


にしても、ここからはポケカそのものへの感想になるのですが、まったくずぶの素人でもすぐルールに順応できる点が素晴らしい。カードゲーム特有の複雑さって、正直新規参入の障害になりえます。そこを覚えるところからか~ってハードルが立ちはだかるもの。

しかし、ポケカはルールをシンプルにしつつ、キーとなる要素は確実にのこして最適化させている。ただただ単純な試合にならないよう数多くのポケモンの特徴と戦略を綿密に絡めている点が素晴らしい。ゲームでやるポケモンとはまた違った味わいがあって「あ、こりゃ沼る人もいるわけだ」と納得してしまいました。だまされたと思って一回やってみてほしい…!すごいや文化やこれ!


正直ね、三時間なんてまったく足りません。



もっとやりたい!ってことであえなく退店の時間に。退店時間を三度見くらいした友人が「え、もう…??」ってプチフリーズ起こしていたのが印象的。

しかし、退店してもまだ終わりません。精算をすませると、まず襲い掛かってくるのが物産店の数々である。隙を生じぬ徹底的な二段構え。パッケージのミュウとかピカチュウとかと目が合った瞬間「!」っとなって吸い寄せられてしまうわけです。私が。

カードスリーブやスターターパック、ポケモンデザイン入りのTシャツ、帽子、バッグ、タンブラー、ブランド銘柄入りのペン、今回ラウンジ内で貸し出していたセット一式などエトセトラエトセトラ。

…今回は何とか物欲を押さえましたが、ポケ狂いの友人はボックスを5ケースも買っておりました。5パックじゃないです。30パック入りのボックスを、5個です。150枚×5です。大量です。まるでコミケ後みたいな有様。家で開封の儀が今から楽しみだ~と、ラウンジに入って出て、帰りの電車に乗るまでポケ狂のあの子は終始笑顔でした。炎天下などなんのその。笑顔がまぶしいぜ。


さて、そんなこんなで帰宅してすぐにこのような記事を書いているわけなのですが、なんとnoteで実際にポケモンカードの選手様方が使っている記事をお見掛けしました。勝手ながらリンクを張らせていただきます!

選手ならでは目線だったり、ゲームフリーク素人では気づけなかったポイントなんかもご紹介していて目からウロコです!必見!


ということで、最高の専門店であったPOKEMON CARD LOUNGE。
近くにいった際はスッとお立ち寄りくださいませ。
物産コーナーエリアまでであれば入場は必要ないので、グッズを眺めるだけでもアガるかもしれません!

もちろん雰囲気も、効果はばつぐんだ!なので、ぜひぜひ感じてみてくださいな~!


余談

ちなみにですが、すぐそばにある渋谷ポケモンセンターにその足で寄ってきました。培養液に浸かるミュウツーなんかも展示されていた。迫力ッ!

カプセルはゲーミング仕様で光色が次々いれかわる。
『なぜわたしはここにいるのか』

他にもNintendo shopやカプコンストアなんかも併設されてました。
ゲーマーにとっては大変にぎやかな空間でございました✨

等身大2Dマリオの像(?)


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