仕事と日本と外国人②<電話番号は持ってて当たり前?>

34歳。                               1年程前から、都内で外国人を日本企業に紹介する小さい会社をしています。徒然なるままに書きますので、取り留めのない文章になります。

先日の記事の中に大雑把にお話しした内容を少し掘り下げた記事です。                             (こちらからどうぞ→https://note.com/latin0626/n/n1279240b1dbe)   すべてが当てはまるわけではなく、日本で外国人が住んでるとそういうこともあるんだねって感じで読んでください。

<今日のお題 電話番号は持ってて当たり前?>                    日本で生活をしようと思ったら、「電話番号」って意外と色んな場面な書類の申請とかする際に結構な頻度で必要になるんですよね。          必要度合いで言うと「住所」とか「職業」とかと同じぐらいかと思います。  その中で、先日、外国人スタッフが給与を受け取る際に必要となる銀行口座を開設に立ち会った時の出来事です。                   四国のある県で、口座開設の申請用紙の記入している時の出来事です。          (基本的に外国人が日本で必要な書類を書く際は、代筆が必要となります)今回は私が代筆をし、記入をしている時に「電話番号はないので、無記入で良いですか?」と銀行員の女性2人に聞きました。           その時のお2人の最初のリアクションは「えっ?電話番号がないんですか?」、「自宅や携帯を含めてですか?」                 でもね、これってリアクションとしては、全くおかしなリアクションではなくて、これが日本人の常識なんです。                    そもそも固定電話や携帯電話を、年単位の契約で、銀行口座や納付書で月々支払うってシステム自体は日本ぐらいしかないと思っています。諸外国では必要な分のギガを必要な分だけ買います。海外に行ったことがある方ならわかると思いますが、空港や街中で、SIMをプリペイドで売ってるのを見たことがあると思います。1ドル○○G、10ドル○○Gとかで。これが海外では常識ですが、日本では電話を使う時は、どこかの電話会社のキャリアと契約をすることが常識ですからね。その際に電話番号は自動的に付与されます。けれど、SIMで買う場合は当然、プリペイドですから、使い終わったら捨てますよね。なので、当然電話番号はありません。特に貧困層は高いお金を払えないので、日本のLINEみたいなインターネット電話で通話、メール、画像、動画のやり取りをします。

これが世界の常識(スタンダード)と日本の常識の違いです。どちらのシステムを採用している国が多いのでしょうか。答えはSIMのプリペイドです。   さぁ、どちらの常識がこれから必要になると思いますか。

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