見出し画像

だいたい11月頃に読んだVtuber関連の気になったWeb記事と雑感あれこれ(2023年11月中旬~12月初旬頃)

主にこのnoteのフォロワー様向けになります、Vtuber関連Webメディア記事等をまとめて紹介するこの企画。

今回はだいたい11月中旬から12月頭(11/10~12/4)頃の期間に見かけたWeb記事で、私が特に気になった話題のものなどを中心にざっくりまとめてご紹介します。

いつも通り宣伝要素の強い物販販促系記事、イベント告知のようなWeb記事等はスルーし、ニュース系記事も内容が重複しているものはうちいくつかをPickUpしてご紹介していますのでご了承ください。

ちなみに前回の記事はコチラ。

今回はちょっと年末に近づいてきたこともあって、年末年始のイベント告知の話題と並行して、Vtuberの進退に関する話題も非常に増えてきた印象があります。

どちらも毎年のことではありますが、賑やかな場面と寂しい出来事の温度差が本当に激しい季節だなと思います。



にじさんじ関連

今回も最初は、にじさんじ関連の記事からご紹介。11月は珍しくにじホロ共にイベントレポート系の記事が見つかりませんでした。

インタビュー・コラム

こちらは日経クロストレンド掲載のNornisインタビュー。2nd Singleのリリース前後からこの戌亥とこ町田ちまの2人組での活動は、なんか色々な所で目にする気がします。

インタビューを読んでいても思いますが、相変わらず楽曲について語っている部分とそれ以外の会話の温度差が激しい2人組です。

毎回紹介させていただいていたRealsound掲載のにじさんじライバーコラムは11月から新展開。
今後は「にじさんじ内を中心に、さまざまなグループや同期組について紹介していく」との事でした。

グループ紹介の初回はEXゲーマーズ
新旧いろんな動画が紹介されていて、ちょっと懐かしい話題もちらほら思い出される面白い記事でした。


配信関連記事

続いて配信・ゲーム関連の記事を。
11月は新人デビューから公式企画、大会と色々ありました。

私もつい最近気が付いたんですがappbankにVtuber、特ににじさんじの配信関連記事が、9月ぐらいからかなり増えています。

Web記事読むのが好きな私としてはちょっと嬉しいです。
題材のチョイスも、取り上げられるライバーも多種多様で面白い感じです。

その他、にじさんじの配信やゲームに関連するWeb記事をまとめて。

この中では公式チャンネルで配信された企画番組「Project Re:Liver」の記事や、「KZHCUP」の大会前の様子をまとめた記事なんかが個人的には好きでした。「Project Re:Liver」は公式企画にもかかわらずまさかの懐かしい話題を含んだラストで面白い脚本でしたし、「KZHCUP」は大会本番も面白かったですね。

あと、葉山舞鈴のダブルスイカを目指した「連続深夜長時間スイカゲーム耐久配信」は一時期の私の深夜作業のお供だったので、Web記事に取り上げられるぐらいに注目が集まったのは個人的に嬉しかったです。


その他・気になった記事

こちらはチューリッヒ保険会社のチャンネル「Green Music produced by Zurich」のアニメーションMVに、にじさんじライバーが登場していることを取り上げた記事。割と珍しい企画ですよね。

ライバーのX(旧twitter)のポスト等を見逃して意外と存在を知らない人も居るのでは?と思ったので載せてみました。

こちらはKindai Picks掲載の近畿大学の学生の方が書かれた「周央サンゴ×志摩スペイン村」コラボに関する記事。

記事の文末に書かれていた「SNSの世界で話題になると、これまで以上にスピード感を持って対応しなければならない」というフレーズが、V界隈でのバズならではの速度感を良く表しているように感じた記事でした。

こちらは「ねとらぼ調査隊」の「にじさんじのVTuberで好きなのは?」アンケート。試しに今回は私も一応参加してみました。
(一人3票投票できる形式でした)

記事下部の「結果を見る」を見てみると良く分かるのですが、特に男性にじさんじライバーの人気の凄さ・勢いが実感できる結果が出てますね。
YouTubeの登録者数とは全く違う順位になっているのが面白いです。


ホロライブプロダクション関連

続いて、ホロライブプロダクション関連のWeb記事を。

インタビュー・コラム

兎田ぺこらソロライブ前インタビュー、ReGLOSSプロデューサーインタビューは、ホロ関連にしては珍しいタイプの面白い記事でした。
前者はあまりインタビュー記事に登場するイメージがない兎田ぺこらの文中の「ぺこ」と妙に丁寧な語り口が印象的でしたし、後者はカバー社にしては珍しく公式note以外で匿名(役職名のみ)の方がインタビューに答えている記事だなと、読んでいて思いました。

一方のレッドブル・獅白ぼたんコラムは今シーズンはこれで最後の記事に。
去年、今年と続いている長期企画ですが、来年もまたあるのでしょうか?


配信関連記事

続いて、配信・ゲーム関連の記事をまとめて。

記念ライブ、コラボ配信、企画、料理と、ホロライブも相変わらずいろんな話題がWebメディアに記事として取り上げられているのですが、11月は特に以下の話題に触れた記事が多かったです。

ホロライブDEV_IS、ReGLOSS所属、一条莉々華のいわゆる「限界飯」配信。

11月はYahooニュースのトピックスで何回も転載記事が掲載されていました。(一番上の記事だけ前回も紹介している記事を再度貼っています)

どの記事のどの料理を見ても、料理の色が毎回全部茶色いのは、まるで独り暮らしはじめたての大学生の自炊みたいで面白いですが……、話題になって以降、茶色い料理だけで今のところバリエーション豊かに配信し続けているあたりは、さすが配信者、という感じもします。

個人的には一番下のロケットニュース24に掲載された「レシピ再現」の記事なんかが、味の感想が特に独特で好きでした。

……にしてもホロライブ、ソーセージレジェンド好きとか、シャウエッセン好きとか、今も昔も腸詰好きなVtuberがちょいちょい話題になりますね。


その他・気になった記事

こちらはINSIDE掲載の記事で「ホロライブ大運動会2023」の特集記事。

Vtuberの話題を取り扱った記事というのは、私がnoteを書き始めた2020年頃から考えると数量的には格段に増えたのですが、それと反比例するかのように、こういう企画配信の内容にスポットを当てた内容の濃いハイライト記事は、インタビュー形式を除けば最近あまり見なくなったような気がします。

界隈に話題が多すぎる、というのもあるのでしょうが……。

ライターさん的には大変そうですが、私はこの手の記事が好きなので、今後もこういう記事を見つけていきたいところです。

こちらはホロライブ運営のカバー社関連のゲームに関する記事。

二次創作ゲームのガイドライン制定、ゲームブランド「holo Indie」立ち上げ、メタバースに新展開と、色々な事を始めていますね。

「holo Indie」のゲーム第1弾「ホロパレード」は、私も二次創作ゲーム界隈が盛り上がって欲しいと思ってお布施気分で買いました。忙しくてまだあんまりやれてませんが、年末年始の休みのお供にしようかなと思っています。

こちらはカバー社の運営側にスポットが当たったWeb記事をいくつか。
特に最近という訳でもないですが、このところカバー社は運営サイドからの情報発信頻度がとても高いですよね。

公式noteとかもそうですし、先日はビジネス映像メディアPIVOTYAGOOこと谷郷元昭CEOがVtuberビジネスについて前編後編で合計1時間強も語るインタビュー動画が公開されていたりもしました。
興味深い内容だったので、気になる方は是非ご視聴を。


その他、Vtuber関連

ここからはいろんなVtuberの話を事務所、企業関係なしでまとめてお届け。

ゲーム配信・大会等

こちらでは主に11月にVtuber達が配信していたゲームタイトルに関連したWeb記事をいくつかご紹介してみます。

Vtuberゲーム配信全体の傾向で言えば、11月も大きい流れ自体はFPSGTAといったコンテンツでのストリーマーとVtuberによるコラボや、プロによるコーチングなども見られたスト6の流行が10月に引き続き根強かった印象でしたが、Web記事の話題だけ見ると、単発のホラゲー配信や性格診断ゲーム配信で新作がちょこちょこ登場した月でした。

個人的には、チラズアートのホラーゲーム「誘拐事件」配信で、最も取れ高のあるシーンとしてよく切り抜きが作られていたシーンが、「ホラー展開の場面」ではなく「漢字の書き取りと算数の計算問題を解く場面」だったところに、配信者のキャラクター性が人を呼ぶ今のVtuber文化っぽさを感じて、ちょっと面白いなと思いました。

そんな11月ですが、Vtuber参加のVALORANTの大会「VTuber最協決定戦」配信が、なんと2023年に行われた公式大会含む『VALORANT』の大会のなかで最大同時視聴者数で8位にランクインしたという話題も。

注目度の高さにちょっと驚きます。

また2か月前に終わった雀魂による「神域リーグ2023」のエキシビジョンマッチが、11/9に開催されたのも個人的には面白かったです。

キンマWebの熱量のある紹介記事も、今回はリーグ本戦のシビアな真剣勝負の空気感とはまた違った、エキシビジョンマッチならではの温かい雰囲気で終始綴られていて、楽しく読める記事でした。


イベントレポート、インタビュー

続いてイベントレポート記事、インタビュー記事をご紹介。

レポート記事としては、11/17開催の富士葵ワンマンライブのレポート記事がとにかくボリューミーで読みごたえのある記事でした。
完全独立という転機を迎えた彼女のこれまでの歩みと、当日のライブ様子がしっかり載っています。

ライブステージ!in SHIBUYA TSUTAYA」の記事は、文章量はそれほどでもないのですが、会場写真で見る演者と観客の近さにちょっと驚きました。限定公開のライブ映像などもあって興味深く見ました。

ぶいすぽっ!のオフラインイベントの記事は、記事を読む前にイベントの様子を事前にSignaterの動画で見ていたこともあって、ライターさんが雰囲気を「ゆるくのどかな雰囲気」と表現していることが実に的確な表現だなと感じた記事でした。

こちらはアイマスVTuberこと「vα-liv(ヴイアライヴ)」のプロデューサーインタビューの記事。

私は「vα-liv」というプロジェクトがデビュー時に打ち出した「既定の支持率を達成しなかったら活動終了」という、いわゆるVtuberの引退人質商法が過去に別記事でnoteにも書いたとおり非常に苦手なのであまり積極的に見ていなかったのですが、先日彼女達も3D配信が始まるなど、コンテンツとしてはいよいよアイドルマスターという本来のゲームコンテンツに近づいた感もあったので、この機にプロデューサーが何を狙っているのか?ということを語っているこのインタビュー記事は興味深く読みました。

この先どういう展開が待っているのかが、少し気になる記事でした。


デビュー・卒業・独立・休止等

続いてはVtuberの動向に関するWeb記事から気になったものを。

とりあえずWeb記事としてよく見たのは「元・四天王」を名乗って登場したアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ、でしょうか。

話題性という意味ではかなり大々的なデビューだったと思います。

コロナ禍が終わり、視聴者が多数のVtuberの配信を追う時間が持てなくなってきているこのご時世ですから、いわゆる「前世」を大々的に公開してでもデビュー配信を埋もれさせないぞ!と言っているかのようなソニー・ミュージックレーベルズによる彼女のデビュープロデュース手法は個人的にはアリかな、とは思っているのですが。

そういう工夫が出来るのであれば、料理名のまんまである影響で検索の難易度が高い彼女の名前なんかは、もう少しヒネったりしたほうがよかったんじゃないの?なんてことは同時にちょっと思ったりもしました。

彼女については、今後の展開でも何か大企業プロデュースっぽい面白いことをやってくれたらいいな、と思って見ています。

またソニー系では、同時期に「VEE」からも新しいバーチャルタレント「Dev-g」4名が11月はデビューしてますね。VTuberという分野に向けての企業としての熱量を感じます。

あと国内では有名どころだと、にじさんじぶいすぽっ!が同日にタレントをデビューさせていたり、ClaNサンリオと組んでタレントをデビューさせていたり、といった動きがありました。

それぞれ個性的な面々でこちらも今後が楽しみです。

一方、海外はカバーREALITY Studios Brave groupと国内のVTuber大手企業が次々とタレントをデビューさせていたのが印象的でした。

特にBrave groupの欧州圏多言語VTuberプロジェクト「globie」の新人タレントの多言語っぷりは本当に凄くて、タレントプロフィールを見ると『英語・日本語・ベトナム語・フランス語・スペイン語・北京語・福建語・タガログ語・フラマン語・マレーシア語・サラワク語・インドネシア語・スウェーデン語』といったものすごい量のよくわからない言語数がタレントの使用言語として列記されていたのがとにかく圧巻でした。

全部を追うのはいろんな意味で間違いなく無理なんですが、上手くいくのかどうかは本当に気になる存在だなと思います。

こちらは卒業・活動終了・独立・休止といった話題のWeb記事を。

以前のnote及びそのコメント欄などでも触れましたが、個人的にもやはり「のりプロ」のタレントが半分事務所からいなくなる話と「ライヴラリ」のタレントが全員いなくなる話は、特に衝撃でした。

また、2018年デビューのKMNZ LIZ、2019年デビューの相羽ういはといった言ってしまえばキャリアの長いタレントの卒業が相次いだところからは、残念さと同時に本当に年末っぽさを感じます。

ここから年末にかけて、あまり続いて欲しくはない話なのですが……。

その他、「配信中の薬物使用で契約解除」というトンデモないケースや、「配信内で他の視聴者が何回コメントを読まれたかをカウントしてコメントする」という、開いた口が塞がらないタイプの嫌がらせを受けて活動休止に追い込まれるケース、といったこれまでにない話題も出てきました。

これらの話題には、呆れる、と単純に切り捨てていい話題なのかどうかを迷うような、そんな配信者・視聴者双方の闇の深さをちょっと感じます。


その他、コラム・まとめ記事等

こちらはその他、11月に気になった記事をまとめて。

この中だと11月中旬ごろにX(旧twitter)で話題になった「#Vになった流れ」というハッシュタグの話なんかは割と興味深く見ました。

VTuberがあけすけにデビュー前の過去を喋るのが当たり前になった、という現環境は、2018年頃の「VTuberは設定が命、当然中の人などいない!」という環境とはもう明らかに違う文化になってるんだなぁ、と思いながら色々なポストを読んでいたのですが。

前述のように「元・四天王」が「元・四天王です!」と名乗ることで、デビュー時に注目を集めるようになった事例なんかも考えると、以前ほどVTuberの中の人に対するタブー感、忌避感、というものは、今のVTuberの配信側やメイン視聴者層にはないのかもしれないなぁ、ということを感じたりもしました。

もちろんどっちがいいという話でも、どっちがダメという話でもないのですけれど、これもまた時の流れ、ということなのでしょうか。

では、今回はこのあたりで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?