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上杉 惠理子さんの講座を受けてみた

「弱者でも勝てるモノの売り方」の著者である上杉惠理子さんの講座(豊かさの扉の「鍵」の開け方講座)を受けてみました。<上杉惠理子 公式サイトhttps://momonohana-hyakka.com/ >自分自身で受け取ったポイントや気づいたことを簡単にまとめてみました。

この講座は、フリーランスで活動していこうと考えている方、新たなサービスの価格設定について迷っている方などに向けた講座です。私自身が迷いのある部分でもありましたので、自分自身を客観的に見るためにも良い機会でした。業種を問わず勉強になる講座であり、おススメです。

豊かさの扉の「鍵」の開け方講座

提供していくサービスの価格設定をどのように行なっていくのが良いのか?お客さまに提供するサービス・商品の内容とあわせて価格設定は悩むところです。この講座では、そこに加えて、自分自身の心の持ち方も影響していることを勉強出来ました。

私自身もコーチング等のサービスを提供する際に既に提供されているサービスの価格設定を気にしながら、自分自身の想いとのギャップに悩んでいました。

1.価格への影響力

まず最初に価格と自分の置かれている状況との因果関係について。

自分自身が不安な状態にある場合、その不安な気持ちが誤った価格設定を呼び寄せる。「いくらなら買ってくれる?」「適切な価格だろうか?」と考えると、自分自身のサービスの価値から離れた価格設定に流れてしまう。この状態から抜け出すためには、先ずは自分の状態を整えることが大切。

2.お金を受け取るときの気持ち

提供したサービス等の対価をどのような気持ちで受け取ろうとしているのか。

自分が良いと思って提供しているにも関わらず、楽しくお金を受け取れていない状態では、上手くいくものも残念な方向に向かう。特にお客さまとサービスを提供する側が対立(駆け引き)の状態となっている場合、ビジネスそのものも上手くいかない。

サービス等の提供者が売ることだけに意識が行っている場合、提案されている側は欲しくもないものを提案される状況を生み出す。(みなさん一度は経験があるのでは。)

ある意味奪いあいの状況。そんな状態だと気持ちよくお金を受け取ることは難しい。自分自身の価値をどのように捉えるのか。他者との比較の中で考えていると、常に誰かと対立して自分をジャッジしている状態となり辛い状況に陥る。そんな状況から抜け出すことが必要。

3.扉を開ける鍵

対立の世界から抜け出す扉を開ける「鍵」

フリーランスでの活動や起業したときは、当然だが売り上げを上げることに意識が向かう。その一点だけに意識が向かうと前述のような寂しい状態を引き連れてくる。(とても難しいところ)

では、どのように対応すればよいか?

「対立」から「寄り添う」ことに意識を向ける。

対立の状態にいるときは、主役が自分となり自分の心配しかしていない状況。お客さまのためと言いながら助けてあげたいという思いが前面に立ち、お客さま主導となっていない状態も同様。

扉を開ける「鍵」は、お客さま視点でお客さまを応援し、お客さまが必要とするものを提供すること。そして、お客さまが心地よく自らサービス等を選んで使うという行動を起こす流れを作ることが重要(講座の中では、お客さまを勇者と例えて説明されていて分かりやすい)

そのためには、サービス等を提供する側が、自分にできることに集中してお客さまに寄り添うことが大切。

4.価格を決める

自分の提供するサービスの価値の最大値を考える。

サービス提供後にお客さまがどれだけプラスの効果を得られるのか、それは将来に亘ってのものや周りへの波及効果も含め。その効果をもとに価格を考えてみる。

そして、その金額で実際に売れたことを想像してどんな気分になるのか。気負いや不安がなく、楽しく提供できるような状況であれば、一旦その価格で行動してみる。行動の結果、調整が必要であれば変更すればよい。

5.まとめ・感想

提供するサービス等の内容が大切であることは前提であるが、価格設定もサービス等の提供者が目指す姿を実現していく為にはとても大切なもの。思いを持って始めたビジネスの花を咲かせる為には、心の持ち方がとても大切。

価格の高低が本当にサービス等を届けたいお客さまの利用ニーズに直結するのではなく、提供者自身の想いを込めたサービス・価格設定が大切であることを改めて認識しました。いろいろな要素ふまえ、そして自分の気持ちに素直になって自信を持った価格設定をやっていきたいと思います。

資料より抜粋「ビジネスを楽しく循環させて自分もみんなも豊かになれる」



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