【R02 一級建築士製図試験⑥】文房具のこと
筆記用具一式(右端から使う順)
道具一式(入れ物はダイソー)
まず課題文を流し読みして、フリクションマーカー 緑 で確定している情報(周辺環境とか)・数値(敷地寸法とか)をチェックする。その際にフリクションマーカー 青で面積除外するものをチェックする。
二回目はビートルティップで設計条件(日照眺めとか)と記述の要点をピンクで、図面に描くべきもの(什器とか)を黄色でチェックする。一本でピンクと黄色を引き分けられるので持ち替え不要でおすすめ。
三回目はフリクションボール オレンジで設計条件(日照や一体利用とか)を忘れないように記号(→とか)で追記、いつもと違うものを雲マークして、各室の想定面積を書いておく。
エスキスは消しゴムのついたモノグラフで書いたり消して書いたり消してを繰り返す。右手をエスキス用、左手を電卓用として固定する。フリクションカラーズ 赤は柱として、フリクションマーカー 青は開口部として色付けする。
電卓は予備を含めて2台用意して、面積計算の時は普通電卓を使用、アスカのやつよりこっちの方が押しやすくてよかった。
R02本試験エスキス
しばらくドクターグリップを使っていたが、最後の最後でプレスマンにした。元々、新聞記者や速記の人が使ったりするもののようだ。専用の芯があって折れないし滑りもよく、なにより200円と安い。
私は記述で文字をチマチマ書きがちで時間かかっていた。0.9mmなので文字が自然と大きくなり、文字が大きくなる分、はみ出しかねないことから簡潔に書けるようになったように思う。
クルトガは試してみたが、設計上軸芯が一度沈むのであまり合わなかった。
R02本試験記述再現
滑り止めマットは100均で買ったなにか別の用途(忘れた)のものを代用した。
面積表の記入の際に途中式を確認するため、アスカの電卓を使用した。とはいえ試験本番で面積表間違えたけども。
寸法線・建物外形は0.3mmだったと思う。手元に0.3mmのスマッシュがあったからで、さほどこだわらず0.5mmで書いてるときもあった。
柱打ちは0.5mmだとたまに折れて、テンポ良くいかないので0.9mmで書いた。たまたま買っていたグラフギアは製図用シャーペンの中では重い部類なのでちょうどよかった。
それ以降、室名を記入するまでは0.5mmで書いていく。個人的にグラフが一番書きやすい。
室名は製図用シャーペンだと疲れるし、ドクターグリップだと文字が滑りがちだったので、スマッシュ 0.3mmにした。製図用より描きやすく、0.3mmなので紙に対して文字の引っかかりがよく、止めも滑らなくてよかった。0.3mmだと折れやすいんじゃないかと思っていたが、全然そんなことはなかった。
消しゴムはダイソーの消しゴム端切れ詰め合わせを巻きびしみたいに製図板のまわりにばらまいていた。どこかしらにあるので、探す手間がない。また作図中のちょっとした修正はシャーペンのおしりの消しゴムを積極的に使った。探す手間もなく、すぐに少しだけ消せるので便利。
作図はVANCOのみ。通り心を一発で書けるでかい三角定規は前の人に刺さりそうで気になるから使わなかった。そもそも作図の時、建物外形だけで通り心を書いていなかったのもある。
小さい三角定規は日建や黄色いやつを試してみたが、小さいと取り回しが面倒なのと道具が増えるので、最終的にVANCOだけ残った。
道具箱はかさばるのと必ず右側にスペースがあるとは限らないので使わなかった。VANCOや電卓は製図板の下に決まった場所に置いていた。
道具箱は使わず、自立する筆箱をペン立てとしていた。樹脂製なのでシャーペンのペン先を痛める心配がなく、持ち替えの時にガシガシ入れていた。はけは学部の時に買わされたもの。
R02本試験再現図
フリクションマーカー 紫は最終チェック用につかった。最初はシャーペンで斜線を書いていたが、どうしても流れ作業っぽくなってしまうので、左手にフリクション、右手にシャーペンを持ち、右手で指差しながら、左手でチェックしていた。
タイマーは押すボタンが大きいもので、他の受験者が紹介していたやつ、時計の表示できる。
課題をやっている時は逐一手順を確認していた。そのうち覚えてくるから、無理に覚えるより手順通りやることが大事だと思う。
通学時の課題中の食べ物はセブンイレブンのサラダチキンスティックとバナナ一本、両方とも開始前に袋を開けておけば片手で食べられる。大きいサラダチキンの方が食べ応えがあっていいが、汁っ気があり、後々めんどい。バナナはまず半分に折れば、皮を向かなくても押し出せば食べられる。タンパク質と糖分。
椅子の座面には元々腰痛持ちで製図1年目に腰が爆発したこともあり、クッションを敷いていた。角番の年に会社の人からもらった空気を入れる雑誌の付録のやつを使っていて、いまは恐らく絶版なのだが、メルカリで探してまた購入した。座面が高くなると立ち上がりやすく、試験会場のいつもと違う椅子にも対応できる。なにより持ち運びやすくて重宝した。
クッション(座る骨盤ダイエット本の付録)
着替えは学科試験の時にもやっていて、通学時期はほぼほぼ夏なので校舎に着いたらまず着替え、気持ちよく望めるようにしていた。本番当日はやっていない。
と、まぁいろいろ試してみた結果である。あくまでも個人の所感なので、みなさんも自分のやり方に合った文房具を見つけてほしい。弘法、筆をえらばすとはいったものだが、弘法大師なんて早々いたりはしない。文房具によっては、高額だったりするので知り合いに貸し借りしてみるのもありかと。
あー、文房具レンタルとかあればいいのになぁと思い、合格したらやってみたかったが、副業は禁止故、断念。無念。
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