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学生向けイベントの開催

既に2ヶ月経ってしまいましたが、9月末に外部の学生を呼んで、「Z世代のキャリア形成の今とこれから」というタイトルでイベントを実施しました。こちら、社内の中で職種関係なく形成しているTF(タスクフォース)の一つである「学生TF」のメンバーを中心に企画/実施したものです。

この学生TFは、コンサルティングやこれまでの社会人経験等で学んだことを学生に還元していくことを目的として、特に学生や育成に興味を持ったメンバーが集まっております。本TFでは、「弊社がこの活動を行う意義/目的は…」や、「まず何からスタートし、どのように今後展開していくか…」といった議論から始まりました。ただ、結果的に、「考えることも大事だが、まずはトライアル的なイベント実施を通じて、改めて考えたり、ブラッシュアップしよう。」、という形で着地しました。

その中で本イベントは、(将来的な新卒)採用とは完全に別枠で、「足もと見えている就活に限らず、中長期的なキャリアを主体的に考えていくきっかけを提供したい」、と思い、企画したものです。
なお、内容的に就活生が興味を持ちそうな話ではありますが、あえて大学1~2年のそこまで就活を意識していない学生に声をかけ、単に足もとの就活に留めないようにしよう、という意図はありました。
また、トライアルのため弊社インターンの繋がりをを中心に集客し、細かいフォローも踏まえ、あえてキャパを抑えて20名ほどの学生で実施しました。

イベント内容の詳細は触れませんが、主な流れは以下です。

・弊社紹介
・キャリアを主体的に考える、とは?
・グループワーク
・直近のテクノロジーの進化
・グループワーク
・懇親会

当日はTF側のメンバー(コンサル1名、営業1名、インターン1名、中川)だけでなく、自主的に休日返上で7名の社員/インターンにも参加してもらいました。

イベント実施で感じたところとしては主に3点。

  1. トライアル的な実施ではあったが、学生も積極的に参加しており、非常に 良いイベントになった

  2. 今の学生はグループワーク慣れしている

  3. 一方で、懇親会で会話を重ねる中での保守思考、は気になった

積極的な参加、やGW慣れ、というのは、ピュアに我々の時代と高校や大学の講義のスタイルが変わっている部分もあるのかなと。大学1~2年であっても座学のみならず、議論や発信を中心とした講義が入っているようで、ファシリやプレゼンでは目を見張るものがありました。自分の思考を短期に纏めること、分かりやすく相手に伝えること、相手の考えに確り耳を傾けること、最後に纏めていくこと…と、どのテーブルを見ていても、高いレベルで出来ていました。

一方で、斯様な優秀な学生で色んな情報収集等も行っているにも拘らず、キャリアの方向性や具体の業界/業種の話をした際には、所謂秀才というか、普通に綺麗な回答が返ってきたことは少し気になりました。別に個々人の考えなので悪いとかでは無いのですが、世の中や、テクノロジー進展で得られる情報が大きく変わったのに、考える方向性は変わらないのだな、と。その点、元々課題感として自身が感じていたところで、本研修でも少し触れたのですが…、とはいえ僕はバリバリ保守的で商社中心に受けてた学生だったので、人のことは言えないのかなと笑

とはいえ、繰り返しますがその方向性が悪いとかではなく、本イベントが何かしら考えるきっかけになるのであれば幸いです。アンケートのコメントを抜粋して載せておきます。

・普段逃げて考えないようなことを図式化してしっかり考えるきっかけを頂      
 き、向き合うことができた。(大学1年/女性)

・参加者だけでなく社員の皆さまとも沢山話せ、様々な人の視点・考えを知
 り、自分の考えの狭さを知る機会になった。(大学2年/男性)

・最初の社長からの導入に生々しい話も含まれ、非常に勉強になった。同じ
 大学の近しい仲間と話していると視点が狭くなってしまうため、GW等含
 め、斯様な機会を頂けたことに感謝している。(大学2年/女性)

・社員の方々が各テーブルにつき、GWについてのサポートや、最後に細か
 くフィードバックしてもらった。議論の進め方や纏め方が勉強になった。
 (大学1年/男性)

良い話ばかり書きましたが、運営面で改善することは多々ありましたし、内容含めてブラッシュアップしていきます。
また、今回の活動はあくまできっかけで、今後本件ももっと外(会社との繋がり外や地方)に活動範囲を広げ、コンサルタント/その他職種の知見/経験を社会に還元していければと考えております。
勿論、その軸は学生のみならず、他の活動である「地方創生」だったり、「スポーツ」等、事業に限らず、色々と考え、実現していきたいと考えますし、その実現が可能な土壌を確り作っていきたいと改めて感じた次第です。