見出し画像

きょう何たべる?|シーズン最後のいちごはジャムにして。

世の中では梅仕事の時期ですが、我が家ではいちご仕事中。

実家でお世話になっているいちご農家さんから、シーズン終わり恒例のいちごのお裾分け2kg超をいただきジャム作りです。

ジャムはもともと収穫期に食べきれない果実を保存するために作られたもので、今回のように、シーズンの最後で、大きさも熟し具合もまちまち、食べるのにはちょっと不向き、だけど味も香りもしっかり濃厚という果実を使って作るのにぴったりです。

ヨーグルト、アイス、チーズにかけたり、パンにのせたり、ゼラチンで固めてゼリー、ホイップクリームに混ぜてムース、スムージーやラッシーなどのドリンクにしたり、ジャムにしておくことで次の時期まで美味しさを楽しむことができます。

作り方は簡単3ステップ。

では作っていきましょう!



■STEP1:煮る前の準備

いちごは洗ってへたを取ります。
今回は、STAUBのオーバル27cmに1.2kg、ラウンド20cmに800gのいちごを入れて、それぞれにいちごの重さの3割のグラニュー糖を加えます。
☆ジャムにする場合、保存性を高めるためにいちごの重さに対しての5~10割の砂糖を加えますが、うちでは使い道を増やすためにちょっと砂糖の量を控えめ。その分さらっとした仕上がりになります。

砂糖の量にはいつも軽く引きつります(笑)


■STEP2:煮込み

3時間ほど置いてしっかり水分が出てきたら強めの中火にかけて、沸騰したら中火に落として、灰汁を取りながら15〜20分ほど煮込みます。
煮すぎると色が悪くなるので注意です。

砂糖の脱水作用でいちごから甘い水分が出てきます
灰汁が出てきます



■STEP3:仕上げ

今回は別々の鍋で煮たので、ボウルに合わせてからレモン汁大さじ2を入れて冷やしました。
☆レモンは甘さの引き締めと色をきれいに仕上げるために加えています。

果肉の形を残すように仕上げます


この後はいったん冷凍保存。
さて何を作ろうかな。


■ジャムに使う砂糖について

ジャムに使う砂糖はいろいろありますが、今回使用したグラニュー糖は、すっきりとした甘さでフルーツの種類を問わず使えるのが特徴です。

こちらの微粒子グラニュー糖は、きめ細かく溶けやすく、お菓子に使いやすいので教室でも長らく使用しています。


いちごの後はびわ仕事です。


最後まで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんの日々の料理の参考になりましたらうれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?