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【 「ラサンテ パウダー」開発裏話 #3 商品制作編】「効果を感じる処方は? 毎日飲みたくなるパッケージって? 」

腸内環境に着目したサプリメント「LASANTÉ(ラサンテ)」。
今ではサロンのお客様をはじめ女優・モデルなど多くの方にご愛用いただいています。
原材料との奇跡の出会いからオリジナル商品としてこのカタチになるまで、一体どんなストーリーがあったのか?
ラサンテ主催者の大本とサロンスタッフの2名とで語り尽くした開発裏話を、4回にわたってお届けします。

①企画構想編「お願いしたら、大本先生がこんな原材料を探してきたよ!」 
②長崎視察編「工場見学、初の出張に行っちゃう!? 」
③商品制作編「効果を感じる処方は?毎日飲みたくなるパッケージって?」←今回
④番外編「こんなときもラサンテがいい!スタッフの実感・体験談」

座談会メンバーのプロフィール

先生:大本きみこ(スタッフから「先生」と呼ばれている)
ナチュラルファーマシー LASANTÉ(ラサンテ)代表/グリーンピール専門サロンPROVENCE(プロヴァンス)代表
1994年に地元・広島県福山市にエステサロンを開業。その後スクールを開校し、指導者としても活動。2012年、渋谷にグリーンピール専門サロン「PROVENCE」をオープン。高い技術力と深い知識、親身で丁寧なカウンセリングが評判を呼び、モデルや女優を含む多くの女性から高い信頼を寄せられている。2019年には、身体の内側から健康に美しくなるために、腸内環境に着目したサプリ「LASANTÉラサンテ」を開発・販売。自身も更年期を経験し、一人でも多くのひとに健やかさや美しさにつながる製品や情報を、“ちいさなおせっかい”として届けている。

PROVENCE店長K 
グリーンピールの効果を実感し、自身の経験を活かしお悩みのある方の手助けがしたいと思いPROVENCEに転職。
10代からぽつぽつ肌に悩み、もともとアレルギー体質なので、早くからインナーケアにも着目し様々試していた。
お客様の話しを真摯に聞き、その人にあったご提案やアドバイスを心がけている。

PROVENCEスタッフO
11年前に渋谷店をオープンした時の立ち上げメンバー。
癒しだけではなく効果を追求するPROVENCEの理念に共感しエステティシャンとして参加。
元々肌は丈夫な方だったが、年齢と共に外からと中から両方のケアの大事さをより実感している。
人を心身ともに健やかにしていくこの仕事を天職だと感じている。

自分たちで飲んでみた体感値は?

ラサンテは、腸内環境に着目し、植物由来の乳酸菌発酵加工物をパウダーにしたもの。
実際に1.5gを飲んでみてどんな実感が得られるのか、スタッフとその家族が体感。毎日飲んでほしいから、パッケージのデザインにもこだわりました。

大本 
タブレットよりも吸収がよく、液体よりも扱いやすく、量を調整できることから、パウダーにしようと決めました。飲みやすい袋や量の調整に試行錯誤し、中身の量を1.5gにして飲んでみたら、いつもと違うスッキリ感があったんですね。それで1.5gを2人にも試してもらうことにしました。

スタッフO 
私の家族は、お腹が弱くてほぼ毎日ゆるめだったんですよ。乳酸菌配合のものを飲んでなんとかぎりぎり保っているという感じでした。「いい実験台がいた!」と思って飲んでもらったんです。
しばらく続いたけれど、そこから次第に調子が良くなって、今では安定し、調子が良いです。それでも冷たいものを飲んだらお腹を下すんだけれど、理由がわかる。「アイスコーヒーいっぱい飲んだから」とか、原因がわかるんですよね。

店長K
Oさんの家族ほどではないけれど、私も結構お腹が弱いほうで、毎日出るけれど緩めだったりカチカチになりやすかったり、安定しない。1.5g飲んだときは、確かにするっと出るなとは思いました。
前にあったみたいな原因不明の腹痛と下痢は、この2年ぐらいないかもしれません。以前は整腸剤やおなかの薬が常にないとダメだったんです。ちょっと冷えただけでお腹を下しちゃうんです。職場にも、かばんの中にも、家にも常備。
何より、その腹痛や冷汗から解放されたのがうれしかったです。

大本 
私の場合、胃腸は弱くなかったですが、便秘気味でした。20代、30代は1週間出ないことも。良くて1〜2日おきだったのが、毎日出るように。
状態も良くて、お腹も痛くならない、ガスの臭いも便の匂いも少ないです。
悪玉菌が嫌な匂いを出す原因なので、悪玉菌が減って善玉菌が増えると、匂いが少なくなっていく。疲れたときやジャンキーなものを食べ過ぎたときは悪玉菌が増えるのでやはり匂います。私も、前の日お肉をたくさん食べたからだよねと、嫌な匂いの原因がわかるようになりました。

風味をつけるかつけないか…?

 店長K
それから、製品の味についてもどうしようかって考えましたよね。
 
スタッフO
飲みやすくなるようにヨーグルト味をつけることもできるけれど、どうするか。
確かにヨーグルト味のほうが飲みやすいかも。でも余計なものになるから極力味をつけないようにしようって。
 
大本 
それにパッケージの原材料のところに表記する数を減らしたい=余分なものは入れたくないというのもずっと考えていました。
なのでそのまま、味付けはしないということになりました。
 
スタッフO
パッケージといえば、どんなものにすればいいか。これも難しかったですね。

パッケージデザインに込められた意味

 
大本 
栄養素がたくさん摂れるから、ポップに栄養素の文字が散りばめられた目立つ感じはどうかなとイメージしながら、デザイナーさんにお願いしたのを覚えています。
 
店長K
そうそう、腸内フローラだからお花の感じとか、サロンオリジナルサプリ発というのを伝えたかったので、サロンのブランドイメージのナチュラルな感じを想像していました。 
そうしたらデザイナーさんが、3案くらい考えてきてくださって、
ひとつはポップな感じ、もうひとつは爽やかな感じ、もうひとつが今のデザインでした。 

一番最初に検討したのは正方形パッケージでした。デザインの原型は左の案。

大本 
どれも良さそうなんだけれど、どれがいいかわからないから、サロンのカウンターの上に箱を置いて眺めてみたら、今のパッケージがいちばんしっくりしたんです。
決めたのはそういう理由だったかと。

商品名はフランス語で「健康」という意味です。
サロン名の「プロヴァンス」がフランス語なので、こちらもフランス語がいいかと思って。
 
スタッフO 
キービジュアルは、蓮の花ですが、もともとはデザイナーさんからラサンテ自体が大豆の発酵物質でできているから、大豆の葉がいいんじゃないかとご提案頂いたのですが、あまりしっくりこなくて…。
グリーンピールと同じく植物の力をイメージしていたので、それで様々な植物から探して、ビジュアルとして良かったのが蓮の葉だったんですよね。
 
大本 
蓮の花は、泥田に咲きます。泥の中に咲いても泥に染まらぬきれいな花を咲かせます。
まるで今の社会を頑張って生きている女性を表している様で、図らずとも「ラサンテ」のコンセプトと合っていて気に入っています。
 
店長K 
更に蓮の花言葉を調べると、”清らかな心”。
午前中に咲かせて、午後閉じてしまうことから、”休養”という意味もあるので、よりいいと思いました。
 
大本 
正直に言うと、今のパッケージに決まってカウンターに置いてしっくりきたのはいいんだけれど、私たちにはおしゃれ感がわからなくて、おしゃれなのかどうなのかわからないまま商品化を進めていたんですよ(笑)。
 
スタッフO 
毎日飲んでもらいたいものなので、薬みたいに具合が悪くなったときに薬箱から出してきて飲むものとは違う。
部屋の目につくところに置いておいても大丈夫、恥ずかしくない。ちょっとおしゃれなものがいいんじゃないかって。

テーブルや棚に置いてあっても気分がよいようなデザインや質感にこだわりました。

店長K 
これに疑いを持っていたわけではなかったけれど、本当にみんなが気に入ってくれるのかとても不安でした。
 
大本 
それで、最初に家族に見せて、このパッケージでつくるよって言ったら、「おしゃれだね」って言ったんです。
それを聞いて、私たちは「このパッケージおしゃれなんだ」「本当にこれ、おしゃれって言っていいんだ」って(笑)。
 
店長K 
ようやく販売にこぎつけたんですよね。
展示会に行ったのが2019年の1月。2月と5月には長崎に行って、10月には商品ができあがって販売できることに。
 
スタッフO 
今では、ラサンテの看板商品として、なくてはならいものになっています。乳酸菌・ビフィズス菌を発酵することで生み出された成分の良さを実感して、私たちも毎日摂っています。

大本きみこ Kimiko Omoto
ナチュラルファーマシー ラサンテ代表
1966年8月8日、広島県出身。1994年に広島県福山市にエステサロンを開業。その後スクールを開校し、指導者としても活動。2012年には東京へ拠点を移し、渋谷にグリーンピール専門サロン「PROVENCE」をオープン。高い技術力と深い知識、親身で丁寧なカウンセリングが評判を呼び、モデルや女優を含む多くの女性から高い信頼を寄せられている。2019年には、美肌のみならず身体の内側から健康に、美しくなるために、腸内環境に着目したサプリ「LASANTÉ(ラサンテ)」を開発・販売。 2021年には「LASANTÉ」をブランド化。健やかさや美しさにつながる製品や情報を、“ちいさなおせっかい”として届ける活動を開始。

インタビュー/原稿 黒田友紀子
アートディレクション 稲田綾子 nanilani
撮影 川原崎宣喜
プロデュース/ 編集 田頭倫子 nanilani


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