【 「ラサンテCBDスパークリング」発売に際して#2】開発秘話 前編・・・成分としてはいいものなのに、続けたいと思える「CBD」がひとつもなかった。
ラサンテ主宰者・大本きみこが自身の体験から、同じような悩みを持つ人たちに、この先、すこやかに生きていくために、どうしても届けたいと思ってつくったサプリメント。
それが、「ラサンテCBDスパークリング」です。
その成分CBD(カンナビジオール)との出会いや、サプリメント開発秘話などを2回にわたってお伝えします。
旅先で体験したCBD、
飛行機の中でもよく眠れるという実感があった。
CBDを初めて試したのは2018年のことでした。
ロンドンに行くとき、美容ライターさんにいくつかおすすめのお店を教えてもらったのですが、そのひとつがCBDを取り扱うショップでした。
そこで目にしたCBD製品はそれほど含有量が多くないもので、
店員さんに聞いてもどんな商品かよくわからないという感じでした。
その後、ハワイに行ったときに専門店があったので覗いてみたのですが、
店員さんに、「オイルはよく眠れる」、「塗るクリームは肩こり、筋肉痛が治まる」という説明を受けました。
オイルを口に入れたら、たしかによく眠れる。以前は飛行機ではなかなか眠れませんでしたが、帰り飛行機ではもうぐっすり。
私のまわりには眠れない人も多く、美容や健康の情報に詳しい方がCBDを昼間に飲むとイライラが落ち着くと言っていたこともあり、
経営している日本のエステサロンで扱えたらいいなと思ったことを覚えています。
更年期になって、忘れていたCBDのことを思い出す。
でも、味が苦手で続けられない。
その翌年くらいから、ちょうど更年期でしんどいなと思うことがあったのですが、プラセンタ治療を受けたり、漢方を処方してもらったりしていました。CBDのことはすっかり忘れていました。
2019年ぐらいからCBD関連の商品が日本でも増えてきて、
「そうだ、CBDがあった!」と思い出した次第です。
CBDオイルを取り入れるようになってからは、気持ちもラクになってきたと思います。もともと腸の健康のために「ラサンテパウダー」を摂っていたこともあって、オイルをはじめてさらに調子が良くなったような感じがしました。
最初は良かったのですが、ひとつ問題がありました。
とにかく、オイルを飲むと、口の中がベタっとしてイヤな感じが残るんです。たしかに飲めば、ゆっくり眠れるけれど、気持ちも落ち着くけれど、
夜寝る前にあの味を口に入れてテンションが下がるのがどうもイヤで・・・。
疲れて寝るときに気持ちが落ち込むのがイヤで、だんだん飲まなくなっていきました。
2020年にCBD関連の展示会があり、原料を扱っている会社の方から話を聞く機会がありました。
やっぱり私と同じように、オイルは味が苦手な方が多いし、含有量が多いほどクセも出てくるとのこと。オレンジフレーバーなどの味がついているものもありましたが、無理に香りづけをしているような感じがしました。
グミタイプも見つけたのですが、もともと人工的なお菓子な味も苦手で、良いものだとは分かっていながら手が出なくなっていく。
そういうのはもったいないなと思って、それなら自分でつくろう!と思い立ったのです。
CBDを摂ると、なぜ気持ちが落ち着くのか。
直接伝えられない、研究中の効果がたくさんある。
CBD製品をつくるにあたり、いったいどんな成分なのか、どんな研究がされているのか調べていくと、様々な病気への効果を調べている文献やデータを目にすることも。
“副作用のない鎮静剤”とも言われ、婦人科系でいうと生理痛や内膜症などに、膣に直接塗るタイプのCBDがあることも知りました。
なぜ、こんなに幅広い症状に対して研究をされているのかというと、
人の体内のいたるところにCBDを受け取るカンナビジオール受容体があって、CBDを分泌しているからです。
加齢とともに体内でCBDが分泌されなくなっていくことで、体のバランスが崩れていくそうです。婦人科系、内臓系バランスがうまく取れなくなっていくのだとか。
つまりCBDは老化とも深く関わっている成分として研究されているものだったのです。
そう考えると、CBDは毎日摂取したほうがいいものかもしれない。ビタミンDなどと同じで、肌荒れしてくるときに摂るのではなくて、日頃から補っておくといいかもしれない。眠れないから飲む、痛いから塗る以上に、奥が深いものだと思いました。
これは、なんとしても製品化したい。そんな気持ちが私の中で強くなっていきました。
後編につづく
インタビュー/原稿 黒田友紀子
アートディレクション 稲田綾子 nanilani
撮影 川原崎宣喜
プロデュース/ 編集 田頭倫子 nanilani
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