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『正直、ここまで個人差があるとは思わなかった…』「生理痛体験を通した想い合い研修」を実施して気付いたコト

皆さん、こんにちは。LIXIL Advanced Showroom公式note編集部です。

この度、株式会社 LIXIL Advanced Showroom(以下 LAS)では、女性の悩みのひとつである「生理痛」についての学びを深める『生理痛体験を通した想い合い研修』を実施しました。

女性がはたらきやすい制度

従業員の9割が女性である企業のため、これまでも女性のはたらきやすい環境に関する取組みに力を入れてきました。

LASでは「Work Support休暇」という制度があり、生理日の就業が著しく困難な時などに、特別休暇を取得できる環境が整っています。2020年のスタートからこれまで、年々認知が拡大しています。

環境は整っていますが、女性の悩みのひとつである「生理」や「生理痛」については個人差も大きく、男性社員についてはなかなか理解するのも難しいという問題があります。
そこで、今回『生理痛体験を通した想い合い研修』を実施し、痛みだけではなく、体調や精神的な部分を含めて「生理」について向かい合い考える機会を設けました。

『生理痛体験を通した想い合い研修』の内容

2023年9月、某ショールームにて一部の社員を対象に、『生理痛体験を通した想い合い研修』を実施しました。

一般的にはこうした生理に関する研修というと「生理に関しての知識が薄い男性への理解度アップ」というイメージがありますが、女性も個人によって症状が違うため、男女の垣根なく開催したこの体験会。
男性4名、女性4名が参加しました。

●女性の健康に関するプチセミナー

女性健康の企業への影響や、生理のおこる仕組みなどを学びました。

●生理痛体験デバイスでの体験

奈良女子大学と甲南大学の研究チームにより開発された生理痛を疑似体験できるVR装置(以下、生理痛体験デバイス)を使用し、希望者が実際に体験しました。

こちらの生理痛体験デバイスは、お腹の下部に2枚の電極パッドを貼り、電流を送ることで、生理時の痛みを再現します。

実際のショールームでのご案内を想定し、立ったり座ったりというコーディネーターのリアルな動作を通して、生理の日の業務がどのようなものなのかをリアルに体験しました。

●ワークショップ

生理やそれ以外の痛みを持ちながら、どのように働いていくことが良いのか、について考えました。
今まで、女性たちが伝えにくい生理のことを伝えず我慢してしまう理由は、「表現しにくい」「わかってもらえない」「我慢するものだから」と言う意見が多く見受けられました。
今回は参加者全員が、生理による痛みを感じ、個人差が大きいことなどの共通認識をもち、ディスカッションでは活発な意見交換がされました。


体験者の声

質問:『生理痛体験を通した想い合い研修』を受講してみていかがでしたか?

Aさん(女性)
「体験はもちろんですが、ディスカッションをすることで、みんなそれぞれいろいろな痛みを持っている可能性があるのだと気付くことができました。思いやりを持てる職場環境を意識するきっかけになりました。」

Bさん(男性)
「今回の体験や学びを通して、生理に伴う症状の大変さ・つらさをリアルに感じることができました。様々な痛みや症状を抱えて仕事をすることの大変さについては、認識していながらも、これまで正面から向き合ってきていなかったと反省しました。これから今回のワークショップのアイディアなども含めて、多様性を認め合い、お互いを想い合える環境の実現に活かせるようにしていきたいと思います。」

Cさん(女性)
女性同士でも正直、ここまで個人差があるとは思いませんでした。『どれだけ痛いのかな・・・』と緊張していましたが、ワークショップも含め楽しく参加できて良かったです。


社長コメント

<体験体感プログラムを実施する理由>

※上記画像をクリックするとYouTubeへ移動します


会社としては、今後も正しい理解を深めていく活動を促進することで、生理による大変さ、そして生理以外でも体調不良時の仲間同士の助け合い、そして会社の仕組みでフォローする必要があると考えています。
取組みはまだはじまったばかりです。

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