見出し画像

社内インフルエンサーが自らの声で「障がいのある私たちのこと」を発信!その想いとは?

皆さん、こんにちは。LIXIL Advanced Showroom公式note編集部です。

今回は、“YOurS(ユアーズ)”で活躍されている森園さんに登場していただきました。
”YOurS”については前回の記事でご紹介しておりますので、まだご覧になっていない方はぜひこちらもどうぞ♪
↓↓

LIXIL Advanced ShowroomはDEI(Diversity, Equity & Inclusion)を推進しています。
YOurSメンバーは、その中のダイバーシティの一環である障がい者雇用で採用された社員です。本部のほかショールームにも配属され、各人の強みを活かして活躍の道を切り開いています。

「YOurS通信」

2020年にスタートして以降社内で注目を集めているのが「YOurS通信」の取り組み。社内のコミュニケーションツール「ワークプレイス」にて、YOurSメンバーがみずから投稿を行い、YOurSの取り組みや、障がいを持つ人のリアルな経験や意見が発信されています。
その発信者こそ、森園さんなのです。

今回は、森園さんの”活動に込める想い”をご紹介します。

YOursメンバーの町田さんデザインのタイトル画像

発信を通じて、自分たちのことを知ってほしい

YOurS通信の取り組みが始まったのは、2020年の11月。新型コロナウイルスの影響で運用や働き方が大きく変わり、YOurSメンバーの仕事もそれに伴って変化が必要となりました。
そこで、YOurSのことや障がいのことをもっと知ってもらう機会を作り、新たな役割や仕事の依頼につなげてくれたらと思い企画されたのが“YOurS通信”です。
そして、森園さんがその筆者に抜擢されました。

YOurS通信を任されたときは正直「自分には向いてない、出来ない」という思いが強く、上手く書けずに時間ばかり過ぎて落ち込んだこともあったそうです。
そんなスタートでしたが、今では「投稿を続けていく中で、日々の仕事や生活で感じたことを言葉にしたり、調べたり、考えるようになり、その全てが自分自身の成長に繋がっている」と森園さんは語っています。

DEI推進の第一歩

LIXIL Advanced Showroomでは、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)を推進しており、その中のダイバーシティ、多様な人材が生き生きと働ける環境の実現に力を入れています。
一方で、これまで障がい者と関わった経験がない人も多く、YOurSのメンバーに対してちょっと身構えてしまったり、「この仕事を任せても大丈夫かな?」と、迷ってしまったりすることがあったようです。

聞きたくても聞けないような障がいのことなどをYOurSメンバーの言葉で発信し、お互いに気持ちのハードルをなくし、少しずつ多様性への理解につながる。
その目指すべき姿を実現させるための第一歩が、”YOurS通信”なのです。

森園さんは2016年入社

会社の雰囲気にも少しずつ変化が

更新は週に1度。毎週欠かさず発信を続けるのはなかなか大変で、ときにはギリギリまで内容に悩んでしまうこともあったそうですが、2020年のスタート以来、欠かしたことはありません。

発信の内容は、森園さん自身の経験や普段考えていること、周囲の人とのコミュニケーションのなかで興味を持った題材など。
YOurS通信を更新するようになってから、日ごろからいろいろなことを吸収しておかなければ、と心がけるようになり、インターネットなどで意識的に情報を集めるようにもなった森園さん。
それにより興味や知識が広がり、成長を感じていらっしゃるそうです。

週1回の更新を欠かさず、2022年内にはVol.100に到達する予定

それでは、森園さんの実際の投稿をご紹介します。

YOurS通信Vol.38

#YOurS通信 #あの人変 #障がい者
YOurS通信Vol.38

エンプロイーオペレーション課 YOurSチームの森園です。
私たちは、本部及びショールームでの障がい者の採用や支援の活動に取り組んでいます。
今回は、私が外でよく遭遇する状況についてお話したいと思います。
私が、外を歩いていると、子供から、「何で杖してるの?」「あの人変だよ」と言われることがあります。意外に思われるかもしれませんが私は、このようなことを言われてもあまり気になりません。 理由は私が子供の立場だったら、目の前に自分の知らない道具をつかって歩いている人がいたら、絶対に気になるし親に聞いてしまうと思うからです。
ただ、それを言ったことで親から「見ちゃダメ」「そんなこと言っちゃダメ」と怒られている子供を見るのは苦手です。私は気にしていないのに怒られているのを見るとこちらまで悲しい気持ちになります。 子供は関わることをやめてしまうかもしれません。
だからこそ、疑問や興味を持った時に誰かに教えてもらうことは大切だと思います。そうすれば、同じ状況になった時には言うことはなくなると思います。出来れば、子供に教えてあげてほしいと思います。わからなければ親子で調べてみるのもいいかもしれません。
本日は、私が外出時に起こる状況についてお話しました。私は子供に直接聞かれたら喜んで答えるつもりです。しかし、今まで聞かれたことはありません。やっぱり聞きづらいのだと思います。しかし、子供が生きていれば障がい者や、色々な特性の人を見たり関わったりする機会があると思うのでタブーにせずに、話してほしいなと思います。

LIXIL Advanced Showroom YOurS通信 Vol.38


森園さんのご紹介ダイジェストはいかがでしたか?
noteでのご紹介はここまでとなります。
これまでの発信内容の続きと、森園さんがYOurS通信をきっかけに感じたご自身の変化などをリンク先では詳しくご紹介しています。是非ご覧ください♪

Next Stage

○○



みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます! よろしければ、Instagramもフォローいただけるとうれしいです♪