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乱数 _ 詩

あの喫茶店のあの席で
コーヒーフロート掻き混ぜて
あの日あの時あの場所で
ラブストーリーは突然に
そんな光は差さない世界だ
どんな言葉も僕にはゴミだ
丸めて放れば円の外側
まるで僕らのエンドロールだ
いつまでたっても席を立てない
次の映画も始まらない
イッツオールアバウトユー
月の栄華の艶めかしさに
そんな光が唯一の記憶だ
どんな僕でも僕にはゴミだ

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