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LAQDA x IDP プロジェクト お茶の水女子大主催の「グローバルインターンシップ」に協力しました①ー日英学生との出会い

みなさん、こんにちは!LAQDAプロジェクトの沢田です。
活動がバタバタしてなかなかUPできていなかったのですが、昨年お茶の水大学主催のプログラムでLAQDAが協力しましたので、記事にしました!

LAQDA x IDPプロジェクトのはじまりについて

LAQDAでは、2022年に実施した経済産業省の補助事業をきっかけにIDP直運営のIELTS試験会場でもプロジェクトを展開しています。

試験当日の朝、生理じゃなくても、生理はいつくるかわかりません。使わなくても生理用品がトイレにあるだけで、受験者はどんなに気持ちが安心するかと思います!IDPエデュケーションとの出会いは、以下記事にも。

市川さんが海外のメンバーにもシェアすると、海外の試験会場でもとてもポジティブな反応があったそうです。本社のあるAUSでは、あっという間に生理用品の寄付元が決まったとのこと!本当に変化が早くて驚きました。

その後、この活動は海外の人にも知ってもらった方がいい!と、IDPエデュケーションには、英語記事への翻訳でもご協力いただきました!

日英学生インターンとの出会い

そんなIDPエデュケーションが、文科省からの正式プログラムである、お茶の水女子大学の「グローバルインターンシップ」にご協力されるとのこと。「グローバルインターンシップ」のテーマが、EDIであるため、LAQDAの生理用品設置に関わってもらうのがよいのではないかと日本統括責任者の市川さんのご相談を受け、インターンと濃密な数日を過ごしました!

<お茶の水女子大学「グローバルインターンシップ」とは>
グローバルリーダー育成のための「女子大学発」実学型 EDI プログラム。グローバルインターンシップ 本事業ではイーストアングリア大学(英国)、シドニー工科大学 (オーストラリア)、セントメアリーズ大学(米国)、ブ レシア大学(カナダ)の協定校 と協力して「公平性」(Equity)、「多様性」(Diversity)、「包摂性」(Inclusion)を理解す るグローバルマインドを有したリーダーを育成することを主な目標としています。

https://www.cf.ocha.ac.jp/edi/j/menu/activity/d012238.html

ドキドキの対面〜からのせりぽん紹介!

今回は、イーストアングリア大学(英国)からはLottie、お茶の水女子大学からは鎌田さんが参加。基本的には英語で進みます・・・。

実は英語が苦手な沢田です。
とはいえ、自分のやっていることをわかってほしい!

身振り手振り含めて、LAQDAプロジェクトについて一生懸命説明しました。

IDPエデュケーションの市川さんがフォローしてくださる中、せりぽんの組み立ても行いました。学生と組み立てたのは初めてでしたが、楽しかったです!

組み立てながら、「なんでこの活動をやっているか」話をしていた折、英国の学生Lottieから「英国でも生理についてのコミュニケーションはしづらい」ということも聞きました。

英国は日本よりも全然進んでいると思っていたので、そんなLottieの発言にびっくり!!その他にも、いろんなところで「英国もそうなんだ!」とわかりあうシチュエーションが。

上の写真は、Lottieと日本でも英国でも、女性はまったく同じ問題を抱えてるー!!と感動して手を取り合った瞬間です。

当然ですが、女性の身体の仕組みは、全世界共通。そこからくる悩みも共通点があり、程度の差こそあれ、わたしたちは国をまたいでわかりあえるのだと、とても感じることができた貴重な機会でした。

IDPエデュケーションさん、こんな素敵な機会をくださりありがとうございます!!!

実はわたし、今回のインターンプログラムに合わせて、資料をまとめていたんです。でも、まとめればまとめるほど、英国の方がEDIという観点について進んでいると思い、なぜ日本でこんなに悩んでいるのかがわからないのでは、と思っていました。

でも、どこの国でも生理がない人はないし、生理がある人はあるし、その間に認識の違いや理解の違いはあるので、大なり小なりという点で違いはあっても悩みは本当に共通でした。

この最初の話の中で、一生懸命ヒアリングした英語の中でLottieが言っていた、「生理がない人には、生理がある人のことがわからないことも多い。それはイギリスでも問題。でも、彼らも誰かの子どもで誰かのパートナーで誰かの家族なんだから」という言葉が、とても印象的でした。

そう、生理がない人だって、誰かの家族で、大切な人。
大切にしている人とだったらわかりあえたり、大切にしている人との話なら聞けたりするはず。それがEDIを考える上で、重要な要素だと思いました。

大事だからこそ、E(エクイティ:公平性)を保ちたい。
大事だからこそ、D(ダイバーシティ:多様性)を受け入れたい。
大事だからこそ、I(インクルージョン:包摂性)をもちたい。

LAQDAプロジェクトを始めて、自分の言葉では届かない人や響かない組織があることを感じてきました。そこから学んだのは、人は言葉を聞くのではなく、誰が言っているのか、その誰かは自分にとってどんな存在なのか、が大事ということ。考えてみれば当たり前のことですが、だからこそわたしたちは多様な人たちを巻き込み、巻き込んだ人たちの言葉で理解できる人へ、さらなる理解を促すことが重要です。

わたしの方こそ、大事なことを学ばせていただいた、貴重な機会でした。

最後に記念写真をパチリ⭐︎

インターンのLottie、鎌田さん、そしてこのような貴重な機会をくださったIDP日本統括責任者の市川さん、ありがとうございましたー!

📎 参考
LAQDA x IDP , EDI for Test Takers! については
こちら

IDP Education
https://ieltsjp.com/japan

お茶の水女子大学|グローバルリーダーシップ
https://www.cf.ocha.ac.jp/edi/j/menu/activity/d012238.html



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