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Slack 投稿に emoji を付けて Issue を自動作成する

Slack で議論を進めているときに「これ GitHub Issue にしておきましょう」といったけど Issue 作成し忘れることってありませんか。

私はよくあります。

議論の途中で Slack から離れてブラウザなり別アプリなりで作成するのが面倒になっちゃうんですよね。

そんなことを思ってる矢先同僚のキンパツが表題のことを Zapier で実現していたので、私も真似て運用しています。

今日はその Zapier をご紹介します。

どういうことができるか

決められた emoji で投稿にリアクションすると、それをタイトルとする Issue を作ってくれます。

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もし似たようなタイトルの Issue があったらそれを教えてくれます。

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Zapier でどうやるか

Zap は割と簡単です。以下ちょっと補足。

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1. 任意の emoji がついた投稿をチェック

emoji を決めることもそうですが、投稿を拾うチャンネルを限定するのをオススメします。

チャンネルによってはその emoji が別の意味で使われて意図せず不要な Issue が大量生成することになるんですが、そのためにみんなに emoji 用途の啓蒙をするのはちょっと違いますよね。

てことで業務上 Issue を切りたいシチュエーションが確定しているチャンネルにしておくと、多少の手間はあっても事故なく運用できます。

2. 1文目をタイトルにする

投稿テキストを改行単位で分割して1行目だけ取っておきます。

これを Issue のタイトルに、テキスト全文を説明文に使います。

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3. 重複チェック

GitHub で Issue を検索して、見つからなかったら Issue を作成するモードをオンにします。

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4-A. 新規 Issue 作成 

先程の検索結果で Issue が見つかった場合、Zap Data Was Found という値に true が入っています。

false のときは検索結果になかった(= 新規作成した)場合ということです。

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Issue のリンクは HTML URL に入ってるので Slack に投稿してあげましょう。

4-B. 重複タイトル Issue のお知らせ

Issue が見つかった場合も HTML URL に入ってるのでそちらを使いましょう。

ただしこの検索結果が完全一致というわけではなく「なぜその Issue が引っかかったの…」ということがあるので、Zapier だけで完結させるためにはもうすこし工夫が必要そうです。

これで Issue 作成忘れないぞ

最近入ってきたチームメンバーのウケが結構よかったのがこの自動化でした。

みなさんも是非ご活用ください。

読んでいただきありがとうございますー よろしければシェアもおねがいします🙏