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人生のパートナー

新しい家族の形

今日たまたま読んだryuchellとpecoの記事で、pecoがryuchellのことを「夫婦であり、親友であり、きょうだいであり・・・」みたいな表現をしていたんですね。
その表現を見て、他の人がpecoが可哀想と言っていることに違和感を覚えていた理由に気づきました。

以下の記事の恋愛指向で書いている通り、私は「クワセクシャル」です。
「友情・恋愛感情・性的な感情をはっきり区別できない」といった恋愛指向なんです。
好きという気持ちは加算方式で、通ってきた関係(仲間・友達・恋人・夫婦・家族etc.)全ての好きを常に相手に持っている状態と言えばよいでしょうか。

つまり、私の中では、夫婦関係を解消したとしても、他の関係の好きが残っているので、そのまま家族して生きていくことも(気持ちの上では)何ら問題がないという解釈になるのです。
pecoのその表現を見て、「あっ、自分と似たような好きの気持ちの持ち方なんだ」と気づきました。
だからこそ、人生のパートナーとして、新しい家族の形でという生き方をするという決断ができたのではないかと思いました(あくまでも自分の解釈です)。

マイノリティなのかもしれないけれど

「クワセクシャル」はおそらくマイノリティ側の恋愛指向だと思います。
大多数の人は夫婦関係や恋人関係が終わってしまったのなら、そこでその人との関係は終わりなのかもしれないですね。
関係を重ねれば重ねるほど、様々な好きが自分の中で生まれるので、その感情は自分には理解できないのですが(苦笑)
心の性別が無性で、クワセクシャルな自分は、普通の人の感覚はきっと全然理解できないんだろうなーと思います。

それでも、自分は今、とても幸せだと思っています。
男女の関係の好き(そもそも自分が男女の枠から外れているw)だけではないので、何と言うかもっと大きな愛で満たされている気がしてます。
旦那がどう思っているかは知らないですけど(笑)
それでも、結婚して丸9年を越えてますが、そんなに大きな喧嘩はしたことないですし、今でも一緒にいて楽しいと思います。
子育てに関しても、心強いパートナーです。

男女の役割に捉われない人生のパートナーというのは、自分達が納得しているのならば、これほど強い絆はないと思います。
そんな新しい家族の形になった二人を自分は心から応援したいですし、幸せになって欲しいと思います。

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