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「伝わる」私ではなく「伝えられる」私

こんにちは、Rikakoです。

ウィークリーページのお話もちょこちょこ読んでいただけているようで嬉しいです♡

今日は手帳の話からは離れ、コミュニケーションのお話。



私、コミュニケーションが苦手でした!

人は好きなほうですし、人当たりもいい方(自分で言っちゃう)
でも、人と接するのは緊張するし、なるべく人といる時間は短くしたい。
(ずっと一緒だと疲れてしまうので)

自分の性格や環境が組み合わさって、人に自分のことを伝えるのも交渉するのも喧嘩するのも苦手でした。

でも、最近は苦手意識が少しずつ薄れて、だいぶ軽く考えられるようになりました。




一般的には「アサーション」という部分を鍛えればいい、とアドバイスされるところだと思うんです。



「アサーション」とはコミュニケーションスキルの1つで、
「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」
  との立場に基づく適切な自己表現のこと

人事ポータルサイト【HRpro】より

アサーティブな方法とは、
自分の気持ちや考えを相手に伝えるが、相手のことも配慮し、自分も相手も大切にしたやり方。
お互いの意見に賛同できず、意見が食い違ったときに、
攻撃的に相手を打ち負かしたり、非主張的に相手に合わせたりするのではなく、
お互いが歩み寄って一番いい妥協点を探ること。

人事ポータルサイト【HRpro】より



・・・わかってるけど!それができないから嫌になるのよ!

って思ってました。


形だけ、アサーションらしい言い回しで言い回しで言ってみる事もありました。

でも、そういうことをしているうちにコミュニケーションすら取りたくなくなってくるんですよね。


なんでなのかな〜と思っていた時に気づいたのが、

①そもそも「人と意思疎通が取れる私」と思えていなかったこと

②自分のことを理解して自分の性格なども受け入れた後も「(ありのままの自分で)相手に伝わる私」という願い方をしていたこと

この2つが原因かなーと思いました。


そもそものセルフイメージが「人と意思疎通が取れない私」になっていたので、
そんな自分が無理にアサーションスキルに取り組んでも、ものすごく抵抗があるわけですよね。

そして、自分の性格などを受け入れると「人と意思疎通が取れない私」というセルフイメージは払拭されるのですが、

今度は、そのままの自分で「相手に自分の意思が"伝わる"私」を意図したんです。


ある一定までは、この意図の仕方でも現実は楽になるし、コミュニケーションへの抵抗も減ると思います。


でも、最終的には

自分の気持ちや意図が「相手に伝わる」私、ではなくて
自分の気持ちや意図を「相手に伝えられる」私、と意識しないと

本当に自分が自然体でいられて調和の取れたコミュニケーションは実現しないんです。

「相手に伝わる」私、だけだといつまでも受け身になってしまって自分で舵取りができなくなってしまうから。


「相手に伝わる」私、はベースで持ちつつも
その上で「相手に伝えられる」私、と決めておく。


そこまでして初めて現実的にアサーションスキルの出番がやってくるんだなあと。
(というか、自然とアサーションに近いことができるようになってくる)


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