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#266 心無い言葉を上手に受け流すコツ

心ない言葉や嫌味、パワハラ、セクハラ…

気にしても仕方ないとはわかっていても、
心がモヤモヤすること、ありませんか。

「言ってたことと違います。」
「そんな言い方しなくてもいいんじゃないですか。」

思わず言いたくなったとしても、
相手が上司だったり、普段から顔を合わせる人だと
言えない方がほとんどでしょう。

ですが、我慢しすぎると、
仕事自体が苦痛になってしまうかもしれません。

そこで、大切になってくるのが「受け流す力」です。

受け流すスキルを身につけることができれば、
このような悩みは随分と減ると思いますので、
よければ読んでみてくださいね。

1.受け流す≠我慢すること

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受け流す力というのは、一言でいうと、
ストレスがかかるのを回避するスキルです。

あなたが全てを受け止めて、
我慢することではありません。

さまざまな人が働く職場では、
相性が良くない人とも一緒に働くこともあります。

時には、ちょっとした一言で
嫌な思いをすることもあるでしょう。

職場でのコミュニケーションは
仕事を円滑に進めるうえで大切ですが、
どんなことでも受け止めれば良いわけではありません。

すべてを受け止めて、自分を苦しめないために、
受け流す力が大切になってきます。

2.上手な受け流し方

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SNSなどで心ないコメントを受けたときの
心構えとしても注目されているのが、
スルースキルです。

ネガティブな言動を向けられたときに、
そのまま受け止めずにうまく受け流す力は
自分を守るためにも必要不可欠ですよね。

すべてを受け止めるのではなく、
自分にとって不必要なものはうまく受け流す力。

今回は、知っておいて困らない
受け流し方を3点ご紹介します。

(1) 話を聞かない
相手があなたに向かって話をしていなければ、
極力話を聞かないようにしましょう。

もし話が耳に入ってきても、
気がつかないフリをすればいいんです。

心無い発言は受け止めないで、
反応しない、取り合わないが一番です。

それでも話している内容が気になるならば、
一旦その場を離れるというのも有効です。

嫌な人とは距離を置くのが一番。

これ以上嫌なことを聞きたくないと思ったら、
理由を作ってその場をそっと離れましょう。

(2) 真に受けない
相手があなたに向かって話をしている場合は、
何事も間に受けないようにしましょう。

攻撃するとさらなる反発が待っています。

真正面から受け止めると、
自分がつらくなるだけです。

基本は「聞いているフリ」をして
相手に話を合わせましょう。

「そうだったんですか」
「そうなんですね」

とさらっと聞き流してしまうのが一番楽です。

同意すると、さらにヒートアップしてしまう
こともあるので、ご注意ください。

それが難しければ、
別の話をして話をそらしてみましょう。

仕事中であれば、

「ところで、あの件はどうなりました?」

と業務内容に切り替えると、
話を打ち切りにしやすいですよ。

(3) 客観視する
こちらがイラっとするとその分視野が狭くなり、
相手に対していらつきやすくなります。

ですので、一歩ひいて
相手や今の状況を意識するようにしましょう。

冷静になれば、気持ちに余裕が出ます。

慣れるまで少し時間はかかりますが、
これができると冷静に仕事に向かえる時間が
増えますので、ぜひやってみてください。

※このような対策をしてもどうしようもなければ、
はっきり「嫌だ」と伝えることも大切です。

悪化することがあれば、ハラスメントの相談員に
相談するなど、第三者のアドバイスを
もらうことをオススメします。

3.まとめ

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いかがですか。

今回は、受け流す力について、お伝えしてきました。

受け流す力は、今や必須ともいえる力に
なってきていると私は感じています。

真面目で周りに気を遣う人ほど、
周囲の声を真正面から受け止めて悩みがちです。

相手のことを思いやる気持ちも大事ですが、
もっと自分を大切にしてあげましょう。

そのためには自分の思考の癖、

例えば、
「どんなことを言われるとイラッとするか」
などを事前に知っておくことが大切です。

色々な方がいるので、時には、

・思わずイラつくことを言われる
・やたらとプライベートなことを聞かれる

もあるかもしれません。

こんな時に大切なのは
「心のダメージを受け流すこと」です。

自分の感情をうまくコントロールして、
上手く受け流してみてくださいね。

心のモヤモヤがだいぶ薄らぐはずです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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