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#220 仕事をしない人の役割

あなたの職場で仕事をしない人はいませんか。

残念ながら、仕事をしない人は
どの職場にも必ずいるものです。

今回は、なぜ仕事をしない人がいるのか。
仕事をしない人に役割はあるのか、について
お伝えします。

1.仕事をしない人とは

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仕事をしない人、と言ってイメージするのは
「仕事をしない人」と「仕事ができない人」
のどちらかでしょう。

この2タイプの方は混同されがちですが、
まったく別のものです。

仕事ができない人は、モチベーション以前の問題に、
スキル不足の場合が多いです。

もちろん精神的・性格的な問題で仕事ができない
という人もいるので、理由は多種多様あります。

一方で仕事をしない人は、仕事をする能力があるのに
仕事をしないという人をイメージ
して話しています。

今回は、この「仕事をしない人」についてお伝えします。

2.組織で仕事をしない人は必ずいる

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あなたは「働きアリの法則」をご存知でしょうか。

262の法則とも呼ばれいて、

2割がとても頑張ってに働き
6割が通常通り働き
残りの2割がまったく仕事をしない

と言うものです。

なお、この2割の真面目な働きアリだけを集めても、
「262の法則」という図式は変わらないままです。

このように、職場には必ず仕事をしない人がおり、
組織は一部の人が頑張れば回る構造になっています。

あなたの組織でも、この「262の法則」
当てはまっていると思った方がいいでしょう。

3.仕事をしない人が及ぼす影響

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仕事をしない人がいると、周りの人に悪影響を及ぼします。

例えば、

✓ 周りのモチベーションが低下する
✓ 社内の雰囲気が悪くなる
✓ 仕事をしない人の分、誰かに仕事のしわ寄せがいく

仕事をしない人を見て良い気持ちになる人はいません。

「自分はこんなに仕事をしているのにあの人より
給料が低いのか…」と考えるとモチベーションが下がりますし、
周りのモチベーションがさがると社内の雰囲気も悪くなります。

仕事がしない人の分の仕事を誰かがこなさなければ
いけなくなるので、他の人に悪影響を及ぼすこととなります。

しかし、最近では、働かない人にも役割があると
言われることが出てきました。

アリの集団を観察した結果、

もしすべてのアリが一斉に真面目に働こうとすると、
一時的に仕事の処理能力は向上しても、
その水準をずっと維持することはできない

そうです。

最終的には組織自体も存続できなくなります

これは、疲労が等しく蓄積されるからだと言われています。

働かないアリがいる組織では、一生懸命働いている
アリが疲労で休んでいるときに、代わりに働き始めます

そのため、仕事の処理速度は一定に保たれ、
組織も長続きすることが解明されています。

ハチの集団でも同じような現象が起こっています。

人間に全てが適応されるのかは分かりませんが、
確かに普段の仕事はイマイチでも、ここぞという時に活躍する人が
いるのも事実です。

仕事をしない、と聞くといいイメージを全く持てませんが、
役割が違う、と思うと少し見方が変わるかもしれません。

4.まとめ

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いかがですか。

今回は、仕事をしない人の役割についてお伝えしました。

「働きアリの法則」からもわかるように、
全員が同じレベルで意欲的に仕事に取り組む状態を
作ることは非常に難しく、ある程度働かない人がいることは、
組織として自然なことともいえる
かもしれません。

しかし、あなたが仕事をしない人に引きずられては
もったいないですし、決して良いことでもありません。

仕事をしない人は自分とは違う役割を持っている。

そうある程度割り切った上で接していくと
少し割り切って対応することもできますので、
よければ試してみてくださいね。

とはいえ、あまり深入りはせず、自分の仕事に
しっかりと集中できる環境を整えることを最優先してください。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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