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#205 都合のいい解釈をする人との付き合い方

職場で○○さんが、
あなたの相談に乗ってあげてたって言ってたよ

最近私が驚いた出来事の1つは、
事実と異なる話がとある職場で広がっていたことです。

・ 話を聞いてほしい
・ 最低1時間は時間が必要だ

そうして、その倍以上
○○さんの話をきくことになりました。

満足そうに戻っていったと思えば、
職場に戻って大声で私の相談に乗っていた、
と話していたそうです。

このように、
自分の都合のいいように解釈する人と
時々出会ってしまいます。

こちらがどれだけ言葉を尽くしても、
本人が全く違う解釈をしてしまう場合、
私たちにはどうすることもできません。

今回は、自分の都合のいいように解釈する人に
悩まされている方に、対応方法をご紹介します。

1.自分の都合のいい解釈をする人の特徴

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自分の都合のいいように解釈する人は、
自分のことばかり考えています。

周りの苦労も知らぬ存ぜぬです。

ですので、もしこれからお伝えする特徴に
当てはまる人がいたら
その人を観察することをオススメします。

(1) 思い込みが激しく落ち込みやすい
自分の都合のいいように解釈する人は
一見ポジティブで明るい性格のように思えますが、
本当は思い込みが激しく落ち込みやすい人
です。

人には防衛機制が備わっているので、
心が折れてしまわないように都合のいい解釈をしているに
過ぎません。

自分の都合のいいように解釈しているのは、
わざとではなく無意識です。

(2) 責任感が薄く現実逃避しがち
責任を負わされることに大きな恐怖を感じる人もいます。

責任ある立場になっていざ失敗してしまったら…。

周りからの評価や信頼を失うことを心配し、
自分に都合よく解釈することで現実逃避をして、
精神を安定させています。

(3) 被害者意識が強く自己中心的
被害者意識が強いと、自分が失敗したときや
自分に都合が悪くなったときに受け止めきれず、
「自分ではなく○○のせいだ」と自分以外の存在に責任転嫁します。

この場合、責任転嫁が癖になっていることに気づけません

(4) 理想の自分への憧れが強い
自分の都合のいいように解釈する人は、
理想の自分への憧れが人一倍強いです。

「自分はこんな人間で、こういうことができる」

と、現実の自分が理想の自分であると思い込んでいます。

現実と理想の区別がついていないので、
矛盾した解釈でも正しいと思い
無理やり押し通してしまいます。

このように、

思いこみが激しく、ものすごく鈍感な人

は勘違いや思いこみが激しいため、
適切な対応ができないことがあります。

このような人物を相手にしていると、話が通じず、
こちらの意図も通じないため、マネージャーの方が
体調を崩すという場合も少なくありません。

2.都合の良い解釈をする人との付き合い方

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相手との関係性にもよりますが、
一番いい方法は

2人きりで話をしないこと

相手と話す度にあることないこと
広められるのは少し疲れてしまいますよね。

できる限り、他の人も交えて話をするようにしましょう。

とはいえ、いつもこの方法をとれるとは限りませんので、
他の方法もご紹介します。

(1) 矛盾点を説明して理解を促す(後輩や部下向け)
都合のいいように解釈する人は、
自分の言っている矛盾に全く気がついていません。

本気で自分が正しいと思い込んでいます。

正すのは骨が折れますが、矛盾を1つずつ
説明して理解を促す
と、考えを改められる場合があります。

最初はこちらの言うことを信用しませんが、
怒らず根気よく説明すると、理解してくれるようになります。

…難しいなと思ったら、できる限り2人で話す機会を
減らしましょう。

(2) 優しい口調と態度で接する(関係性が出来ていない人向け)
都合のいいように解釈する人と対応する際は、
優しい口調と穏やかな態度が前提です。

怒ったり見下した口調や態度だと、相手はこちらを
「敵」だと認識します。

都合のいいように解釈してしまうのは
傷つきやすく弱い自分の心を守るためです。

相手を肯定しながら接することで、
都合のいいように解釈する人の信頼感を得られます。

信頼関係を結んでから、関係性を築きましょう。

(3) 曖昧にせずハッキリと言葉で伝える(同期や上司向け)
自信過剰な人には、曖昧な態度を取らず
ハッキリと言葉や態度で伝えることも必要です。

相手が上司であった場合は特に、
こちらからハッキリと伝えても問題ありません。

3.まとめ

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いかがですか。

今回は、自分の都合のいいように解釈する人の
特徴と対応方法についてお伝えしました。

都合のいいように解釈する人は、
少し心が繊細な人です。

弱い心を守るために無意識のうちに
自分を守る行動に出ていることを知っておきましょう。

あなたが相手に引きずられる必要はありません。

丁寧に、優しく接しながらも、自分1人での
対応が難しければ、誰かに早めに相談して
共有しておきましょう。

そうすることで、あなたの預かり知らぬところで
話題にされたとしても、フォローしてもらえる体制を
作ることができます。

まずは、あたな自身を守ってあげてくださいね。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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