ラオス農園に合う音楽は感謝の言葉に秘密があるのかもしれない
小さい頃鳥羽一郎で育った私は音楽には疎い。
それでも心に入ってくる音楽はフィーリングで好きになる。だから新しい音楽に色々と触れるのは好きだ。
ラオスにいると音楽の情報が少なくて、なかなか新しい音にたどり着けないと思っていたけれど、意外と日本にいるより多くの新しい音楽に触れることができている。
なぜならnoteには色々な音楽を発信してくれている人がいるからだ。
代表的なのが音楽療法士のけるぼんさん
めっちゃ色々な音楽を月木と公開していて、普通では出会うことのなかった音楽の世界を教えてくれる。
音と心を結びつけるけるぼんさんのプレイリストは一見の価値があるので是非訪れて見てほしい。
私もけるぼんさんの紹介の音楽からいくつか自分のプレイリストに加えさせてもらって、日々違う音楽を楽しませてもらっている。
さすがプロですね。よくこんなに色々な音楽の引き出しがあるなぁと感心する。しかも朝の気分に合わせてとか、心の状況に合わせてお勧めしているのが凄い。
農園で聴く音楽は?
では、実際に農場で常時聞いている音楽はというと、これがなかなか難しい。
ラオスの自然の中にいると風や鳥のさえずりが音を奏でてくれる。
「この自然の音さえあれば良いんです」
などとカッコつけて言って見たいけれど、実はそうでもない。
私はもっと俗っぽい。
だから何か別の素敵な音楽とともに暮らしたくなる。
で、けるぼんさんの紹介以外だと、私が好きだったJAZZやブルースが私のプレイリストに入っている。
Nina Simone、Bille Holiday、Bill Evans 、Charlie Parker、Chick Corea、、、
どれも日本でいつも聞いてた好きな音楽だ。
ところが、残念なことにこれらの音楽はどうも農場にマッチしない。もちろん聞いてはいるけれど、何かが違う。特にBille Holiday笑
中ではMiles Davisが一番あってはいるんだけどね。何か違う。
もぉそことは切り離してJpopの方がまだ似合っている。深く考えずあいみょんとかYOASHOBIとかスキマスイッチとか。
ベスト音楽はゴスペル
そんな時、私はまたnoteを通じて素敵な音楽に出会った。
それがカミーノさんが紹介してくれたゴスペル。
ゴスペルっていうと賛美歌ってイメージがあって、宗教音楽ってイメージがあって今まで触れずに来た。そういえばデザインの先生がゴスペルに色々大事なことがあるから聞きなさいって言ってたのをスルーしていた。(ごめんなさい先生。jazzばっか聞いてました。)
しかし、カミーノさんの記事で出て来たゴスペルを何気なく聞いてみたら農場にぴったりだったのだ。
ゴスペルは明るく力強く生命力に溢れた歌だった。私は一瞬でその音楽を好きになった。
しかし私はまだわからずにいた。
どうしてジャズが合わずにゴスペルが合うのか?
色々な音楽の中でゴスペルがしっくり来た理由はなんなんだろう?
その秘密は感謝の言葉
そんな時、カミーノさんがこんな記事を書いていてなるほど!と実感した。
何かをしてくれたからThank you ではなく
どんな辛い日が続いてもThank you という。
ゴスペルは感謝の言葉が連ねられているんだという。
私の好きなジャズってどちらかというと今の状況を変えたいというメッセージがこもっている。すごいパワーがあるのだけれど、どちらかとうと時代や境遇へのアンチテーゼに近いものもある。
しかしゴスペルは愛一色の讃える歌なのだ。
愛の歌なのだ。
ハレルヤなのだ。
感謝の言葉を口にだす。
この感謝の言葉を歌にしているってところが「なるほど」と私を納得させた。
感謝の言葉は水の結晶の形を変えるって話を聞いたことがあるだろうか?
筑波大学名誉教授の村上和雄博士の「祈り」という映像を見たことがあるだろうか?
祈りや愛、笑い、感謝の言葉は遺伝子のスイッチをオンにするらしい。
ゴスペルはそんなスイッチをオンにするプラスの言葉の音楽なんじゃないかなぁと感じる。
それは自然体で本能にも近く
だからこの底抜けの自然の中にもしっくりくるのかもしれない。
皆様も是非ゴスペルを聞いて見てください。
どんな曲を聴いたらいいかわからないって時は、カミーンさんのアルバムで紹介されているものを聞いてみるのをお勧めします。
そして歌を聴く時以外でも、Thank youと口に出していきましょう♫
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