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アウトプットで観察力が上がった話

今日は、オマージュ広告をつくっていたら観察力がアップした話です。

1度は耳にした事がある「腕を磨くためには、たくさんアウトプットをしよう」という言葉。
でも、実際に目に見える形まで仕上げるのは相当大変じゃないですか?
それからよくあるパターンはこれでしょう。

「何かアウトプットはしたいけど、何をすればいいか分からない」


さて、今わたしは趣味で有名ブランドのオマージュ広告を勝手に作っているのですが、その制作過程で気付いたことがあります。
それはアウトプットの目的は制作作業のことだけではない。ということです。

オマージュ広告は「観察」から生まれた

オマージュ広告は、ただブランドのロゴやラベルを貼っただけでは単なるコラージュ・なんちゃってコラボ商品の域を出ないのです。

そうではなく「あったらいいな」「欲しい!」と思える事や「ありそうだけど絶対に無い」というシュールさのある作品にするには、どうすれば良いのか?
そのために重要なことはひとつです!

アウトプットの制作作業よりも前に、企業観察を行う



アウトプットのプロセスを分析する

わたしのアウトプットのプロセスを分析すると、調査・研究・技術習得・具象化の4つに分けることができました。

<観察ターン>
1. 調査:ブランドや、その競合のことを調べる
2. 研究:ブランド「らしさ」の要素を細かく分解して研究する

<制作ターン>
3. 技術習得:「らしさ」を具現化する技術を調べて習得する
4. 具象化:実際に手を動かす

「アウトプット」と言うと、実際に形に仕上げる具象化までのことを差しているようですが、実際はこのプロセスそのものがアウトプットなのです。

もちろん、アウトプット(=具象化)まで出来なくても、具象化することが念頭にさえあれば、調査・研究の段階まででも十分な訓練が出来るとわたしは考えます。

アウトプットで「観察力」を鍛えよう

アウトプット(=具象化)は、調査・研究などのプロセスがあってようやく完成する、観察と制作はセットの関係であることが分かりましたね。

観察と制作はセット!

プロセスを踏まえたアウトプットで「観察力」がどんどん身につき、さらに具象化の過程でツールのテクニックや再現能力が身に付きます。
こうして作品のクォリティが上がっていくのです。
これが「腕を磨くためには、たくさんアウトプットをしよう」の正体でした。

本日のまとめ

・アウトプットとは、観察と制作のことである
・実際に完成させられなくても、制作を前提とした観察は十分な訓練になる
・「腕を磨くためには、たくさんアウトプットをしよう」


このプロセスを経て制作しているオマージュ広告「もしもシリーズ」はyoutubeに投稿しています。
最新は「牛乳石鹸 × パジャマ」です。ギフトで貰ったら嬉しいと思うんですよね。


※全ての作品はyoutubeからご覧いただけます。
https://youtube.com/channel/UCb2_OCgyjMH8jKEx6UrB1DA


次にオマージュ広告する製品の購入費にします!ありがとうございます!