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【仏語発音】フランス語の母音や子音「r」の発音のコツ!

最近、英語の発音についての記事を書いておりまして、
まあせっかくですので、フランス語の発音についても一旦ここいらで、これまで得てきたコツをまとめておこうと思います。

今回書いていくのは
・フランス語の母音の発音
・子音「r」の発音

です。

基本的には英語の発音との対比という形で書いていくので、
英語の発音を掘り下げたい方は、ぜひこちらの記事をどうぞ。


1、フランス語特有の母音の発音の仕方!

フランス語の母音の発音の仕方は少し独特です。
などと言い始めたら、あらゆる言語の母音の発音の仕方は独特なのですが、
フランス語の母音と英語の母音と比べると、一つの大きな明確な違いがあります

それは、息を漏らしながら母音を発音する、ということです。
英語でそれに近い表記をすると、母音の後ろにhをつける感じです。

「a」→「ah」 ma
「e」→「eh」 avez
「i」→「ih」 ami
「o」→「oh」 au
「u」→「uh」 vous


とりあえず代表的な五つの母音を例に出しましたが、他の母音でも息を漏らしながら発音する、という点は共通です。
カタカナで表記すると、「アハッ」「イヒッ」「ウフッ」という感じですかね。


ここで一つ確認しておきたいのは、
・母音のあとの「h」の音は、発音記号に表記されない
ということです

試しに発音記号を辞書で引いてみましょう。
・ma[ma]
・avez[ave]
・ami[ami]
・au[o]
・vous[vu]

どういうことかというと、
・言語によって発音記号の読み方は、少しずつ異なる
・フランス語の場合、母音のあとに入る息が漏れる音は別個の子音として存在するのではなく、
・母音の音の一部として織り込み済みである

ということと思われます。

一つ面白い事例を思いついたので、発音記号を調べてみましょう。
英語の「two」とフランス語の「tous」(sを読まない方)の発音記号を比べてみるのです。

・英語の「two」 →[tu]
・仏語の「tous」→[tu]

やはり発音記号としての表記は同じですね。
でも発音は違います。
発音記号というのは言語ごとに読み方と表記の対応を覚える必要がある、ということですね。
(発音記号はマニアックにやりたい人だけがやればいいです)


少し脱線しましたが、英語の発音にある程度慣れている方ならば、「母音のあとにhをつける」という点だけを頭に入れておけば、母音の発音はだいたい近づけると思います。
(英語の発音についてもっと詳しく知りたいかたは、ぜひこちらの記事を)

まあぶっちゃけ、今の私のレベルでは、アクセント記号がついている「é」「è」「ê」、そして普通の「e」の違いなど、いまのところよくわかっていません。

まずは聞きとりができないと発音の仕方もわからないので、そこはいずれ聞きとれるようになることを祈るしかありませんね。


さて、次はフランス語発音の関門である、子音「r」の発音について書いていきます。


2、フランス語の「r」の発音は、こう練習すれば難しくない!


フランス語の「r」といえば、フランス語の発音の難しさの代名詞的存在ですね・・・。

私も最初にフランス語を勉強したときは、全くできなかったですが、
再び勉強し始めたときは、自然に出来ました。

理由は単純で英語である発音をたくさん練習していたからです。
それは「g」です。

つまり、「gagaga(ががが)・・・」とたくさん言っていれば、そのうち出来るようになります。

『は!?嘘だろ!?』
と思われるかもしれませんが、実はフランス語の「r」と英語の「g」は、舌やのどの使い方が似ているのです。


・英語の「g」→舌の根元を喉に完全にくっつける
・仏語の「r」→舌の根元を喉に近づけるが、完全にはくっつけない


「gagaga(ががが)・・・」と練習したあとに、のどと舌根を完全にはくっつけない状態で発音する練習をすれば、「r」の発音は自然と行けると思います。

これでフランス語の「r」の発音は何も難しくありません!!



というわけで、今回の記事のまとめです。

・フランス語の母音は息を漏らす
・フランス語の「r」は英語の「g」と似ているので、そこから発展させよう


私自身、フランス語はまだまだ勉強中の身ですが、
とりあえず発音について今の時点でわかったことをまとめておきました。

もしまた何かいいTIPSがあればご紹介しようと思います。

それでは!

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