#俳句
2021年7月17日(土)|季語と俳人
久しぶりにノンストップで一冊読んだ。止まれないくらい面白い本だった。
全体は三部に分かれている。第一部は「俳句脳の可能性」という題で、脳科学者の茂木健一郎さんが書いたもの。第二部は「ひらめきと美意識——俳句脳対談」という題で、茂木さんと俳人の黛まどかさんの対談を文字に起こしたもの。第三部が「俳句脳——ひらめきと余白」という題で、黛まどかさんが書いたもの。
この第三部がとにかく面白かった(
2021年7月7日(水)
先日の夕方、妻と散歩をしながら「ここで一句」ゲームをした。
即興で俳句を詠むという遊び。私は苦手だが、妻はすぐに思いつく。
夕暮れの空見て歩く帰り道
シンプルだが美しいこの句に、私は手を加えたくなった。
夕暮れやうつむき歩く帰り道
性根の曲がった人間のみがなせる改悪であるに違いない。
でも、美しい夕焼け空、その空にさえ目を奪われないほど、うつむいて歩きたくなる日もあるのではな