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アメリカで 家を買いたいならまずファイナンシャル状況を見せなさい  37


こんにちは。在米20数年の大家のママンです。

アメリカで家を購入するときに不動産エージェントに家を見せて欲しいんですけどと連絡すると、
あなたpre-qualify? プリクオリファイなの?
pre-approved letterプリアプルーブレターはあるの?と聞かれます。
不動産エージェントのとしてクライアントに会う時はママンももちろん聞きます。

pre-approved letter? pre-qualify? 何ソレ?ややこしいぞ。でも必ず聞かれるので知っておくと良いです。

不動産屋さんに家を買いたいんです、と言うと、
とにかくPOF あるの?あったら見せて、
出して!と言われます。
POFとはプルーフオブファイナンスのことです。

なんのこっちゃPOF?
これは、つまりアセット(財産)の証明です。
又はお金が銀行にあるということを銀行が証明してくれるものです。

不動産エージェントは忙しいので、ただ家を見せてくれと言われても、
この人がちゃんとお金あるかわからない場合は重い腰を上げません。
しかし、POFを見てこのバイヤーが
10ミリオンのキャッシュを持っている、
または10ミリオン相当の家が買える人ですよとローンオフィサーや
銀行に証明されているとわかってからの動きはとっても早いです笑。

ゲンキンな人ねーという言葉がありますが、
全くその通りです。
現金強いなあと思います。

たまに電話で、私は3ミリオンの家を探してます。
という自称バイヤーがやってきます。
しかし3ミリオンの家を見て探していても買えなかったら意味ないからね。
ウィンドウショッピングのように、
見てるだけーという場合もありますから、
さっさと証明証を見せてと言います。
アメリカの不動産エージェントは自称お客様にへこへこしないのです。
なんでも単刀直入なアメリカです。まわりくどい言い方は通用しません。

ただ気まぐれで物件を見ているように見える人でも、
気に入った物件を見つけたら
即購入という流れになることもあります。
しかもまとめて大人買い。
見た目では分かりませんが、
お金を全く持っていなさそうな人が
キャッシュで豪邸を購入するということも当たり前のようにありますので、
クライアントの経済状況を見た目や思い込みで判断するのは
良くないと思います。
何も疑わず目の前にいる人を信じてみた結果、
思いがけず大きなチャンスにめぐり合うことがあるのも事実です。


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