【第5号】売れる健康食品研究所が注目する週間ニュース
9/1〜9/7の間で健康食品業界の中で、注目したニュースを発信します。
市場に関するニュース
【青汁】今年上期はマイナススタート 下期挽回なるか
青汁市場は7~800億円規模で安定的に推移してましたが、少しずつ縮小しているようです。
関連市場である野菜ジュースも市場縮小していることから、「野菜摂取」という文脈だけでは売上を作るのが難しくなりつつありますね。
引用元の記事では青汁市場が減っている理由は述べられていませんが、野菜ジュースと同じ構造かなと考察します。
野菜飲料市場が厳しい背景として、乳酸菌飲料やタンパク飲料などの台頭です。消費者からすると「野菜飲料=なんとなく体に良いイメージ」ですが、「タンパク質飲料=体作り」「乳酸菌飲料=整腸」と明確な健康価値があります。
そういった健康価値のわかりやすさが、消費者から支持されており、体への良い点が変わりにくい野菜飲料・青汁が淘汰されているのでしょう。
青汁市場の中でも、好調な製品はあります。
例えば、新日本製薬の「Wの健康青汁」は2年連続国内売上No.1になっています。
2023年9月期決算では「Wの健康青汁」は計画28億に対して、実績33.3億と大幅に上振れした絶好調な製品です。2024年の計画では41.2億と好調な売上が続くと想定しており、新日本製薬の育成ブランドの1つとしています。
3Qの段階でも非常に好調なので、2024年9月決算が楽しみですね。
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