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【配信アーカイブ】再考「他者の属性で自己表現」-2022年10月22日

「他者の属性で自己表現をすることはどういうことか?」という対談配信です。 なかなかデリケートになってしまうこの話題。一度原点に戻って、それぞれの活動をしていらっしゃる違ったバックボーンを持つ皆さんと一緒に、「なぜ、他者の属性のアバターを使う人に違和感を覚える人がいるのか?」「その原因はなんなのか?」「メタバースはどのように多様な在り方を尊重できるのだろうか?」について、一緒に考えていきたいと思います。

◆プロフィール(五十音順)
・アシュトンさん 合同会社アシュトンラボ代表CEO。2021年3月より「VRChat」はじめソーシャルVR/メタバースにて活動。メディアレーベル「メタカル最前線」を運営。企業・団体のメタバース進出支援などを実施。 Twitter https://twitter.com/ashton_vrchat
メタカル最前線
http://metacul-frontier.com

・Karinさん 世界初VR風俗店「X-Oasis」経営者でキャスト。バーチャルAV女優。
Twitter https://twitter.com/vxtuberkarin
X-Oasis http://x-oasis.com/cast/21

・マッキーめぐみさん
トーク上手なリアルバ美肉ガンプラニューハーフな多分両声類。 プラモデル制作ができるバー「モデラーズカフェ&BAR」店長。ガンプラ系YouTuberや第5期VIVEアンバサダー。
Twitter https://twitter.com/function144
YouTube https://youtube.com/channel/UCgn4E3lpkZREUQI_syBEoiA

・よーへんさん xR専門デザイナー、xR新卒が増えるように教育機関で教育。学術系VTuberユニット「Holographic」として、70名以上と集合知でアバターやメタバースを考える配信活動。
Twitter https://twitter.com/Yohen_XR
YouTube https://youtube.com/c/361deg

◆司会 ・蘭茶みすみ 肉体廃止派VTuber。クリプト・アイドル「メタバース」。
Twitter https://twitter.com/L_ancia
YouTube https://youtube.com/c/LanciaMisumi

MoguraVR「この動画がすごい」で紹介されました!

https://www.moguravr.com/vtuber-weekly-22-10-4/

蘭茶みすみのチャンネルでの対談は、アバターと性に興味がある人はぜひチェックしてください。メタバース上でアバターが「かわいい」に寄っていく現象や、アバターの性別がどのような影響を及ぼすのかを語る配信が行われました。参加しているのは「メタカル最前線」を運営しているアシュトン、VR風俗店「X-Oasis」の経営者兼キャストのKarin、プラモ制作バーを運営するトランスジェンダーのバ美肉ガンプラニューハーフのマッキーめぐみ、xR専門デザイナーにして学術系VTuberのよーへん

超越的な価値観になりつつある「かわいい」「KAWII」。シンプルな「かわいいアバターを使いたい」という思いが果たして男性性・女性性に関係あるのか、そもそもそのアバターの姿は目指していた自身の求めていた「個性」の姿なのか、性的な要素として「かわいい」を求めるのか、性的なものを切り離したくて「かわいい」に身をおくのか、そこまで深く考えないカジュアルな「ファッション」なのか、などなど意見が飛び交います。現実でニューハーフであるマッキーめぐみがVRに訪れた時、女性アバターの男性にどう接すればいいか迷った、というのは興味深い話です。

自分の本当になりたい姿になった結果、他の人がいやがる場合だってあります。コミュニケーションを取りやすいからあえて「かわいい」アバターを選択する人もいます。アバターを変更しても、身体の男性性・女性性から逃れられないこともあります。必ずしも何もかもが自由とは限りません。

メタバースにおけるアバター論・「かわいい」論・表現論・身体論・生きやすさ論が、多様な角度から語られています。集まっているメンバーがVRや性について深く踏み込んだ活動を、全く違う観点から行っている面々なので、それぞれの意見を聞くことで改めて自分の中のアバター論を考え直すきっかけができるはずです。

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(10月22日~10月29日)ーMoguLive

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