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だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ〜スタッフつれづれnote③

こーんにーちわー!

NHK BSプレミアム「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ」スタッフの橋立です。

現在再放送中(2022年1月9日〜1月14日よる7時)のこのドラマは、時代小説の名手として知られる山本周五郎短編小説を、朗読を交えながら構成した1話完結の30分番組です。
朗読は、アニメ「進撃の巨人」のエレン役でも知られる声優の梶裕貴さん!

大変ご好評いただき、この度、第2弾の放送が決定しました!
今回も珠玉の短編小説8タイトルを10回に分けてお届けします。2022年2月3日からスタートしますので、ぜひご覧ください。


さーて、このつれづれnoteでは、山本周五郎作品を原作にした映画を勝手にご紹介します。

題して「みんな観たほうがいい 山本周五郎原作映画」

きっとだれかにおすすめしたくなるホロっといい映画ばかりです。
3日に一度くらいのペースで投稿していきますので、どうぞよろしくお願いします。

さっそく3本目いってみましょう!

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『続 道場破り 問答無用』(1964年/配給:松竹/90分)

(概要)

「大炊介始末(おおいのすけしまつ)」を原作にした、菊池靖と松野宏軌の共同監督作品。
脚色と監修として、前作『道場破り』の内川清一郎が名を連ねています。
主人公の大炊介には長門勇、幼馴染の柾木兵衛には丹波哲郎の『道場破り』コンビ。
進之助には若き日の菅原文太がキャスティングされています。

(あらすじ)

田宮相模守の長男・大炊介はとても優秀で、良き跡取り息子と評判だった。
しかし、大炊介は妹の許嫁・進之助を惨殺してしまう。
一体どうして大炊介はそんなことをしてしまったのか、理由は誰にもわからなかった…。
田宮相模守は大炊介を暇を出すことにしたが、それからも大炊介は、粗行を繰り返す。
家から無法者を出してしまったと、田宮相模守は大炊介を討つために大炊介の幼馴染・柾木兵衛を刺客として送り込むが…。

(感想)

『続 道場破り』となりますが、物語はまったく別のお話としてシリアスに進んでいきます。
前作を観ていなくても問題ありませんが、みくらべると長門勇のお芝居の幅広さがよくわかるのでオススメです。

優秀だった大炊助がどうしてあんなことをしてしまったのか…?
そして、命を狙う幼馴染との結末とは…?
序章の連獅子が意味するものとは…!?
最後はやっぱり、長門勇と丹波哲郎が大暴れ!

数多くの映画音楽を手がけた大森盛太郎の楽曲。
本格時代劇とのミスマッチ感がとても楽しいです!

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次回は『なみだ川』です!お楽しみに!

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