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親知らずを3か月で3本抜いた話

こんにちは。2年目OLのもずくです。今回は、矯正に先立って親知らずを抜いた時の話をまとめておこうと思います。矯正のカウンセリングはこちら↓

なんだか歯が痛い※最初の抜歯

時はさかのぼること2年前。2019年の5月ごろだったと思います。(コロナというワードがそもそもない時代ですね。。。)当時大学4年だったわたしは、歯なのか歯茎なのかわからないけどとにかく奥歯が痛くなり、近くの歯医者さんへ。

「左上の親知らずが少し顔を出してきていて、咀嚼するごとに親知らずが自分の下の歯茎を傷つけている。口内炎になっていて痛いんだと思うので、次来た時に抜きましょう。」

当時は何の前提知識もなく、調べてもいなかったので抜歯か~痛いんだろうな、こわいな、、くらいの認識でした。確かちょうど4月末くらいの話で、GW挟んでから抜歯の予約を取りました。

当日歯医者さん(自宅から歩いて1分ほどの近さ)に行き、麻酔をして物の数秒でぴょこっと抜いて終わり。縫わないのでそれで終わり。あまりの素早さにおどろき。本当に、滞在時間10分程度の抜歯でした。記憶フィルターがかかっているのかもしれないけれど、本当に痛くなかったはずです。

そのあと急遽男の子と伊勢丹でランチをしました(!)まだ麻酔が残っているなかパスタを頬張ったところまでで思い出は終了です。痛くもなく、腫れもしなかったので、もしかして凄腕歯医者さんだったのかも…


また痛くなる

最初の抜歯からちょうど一年後(2020年の5月)に、左下の親知らず(まったく顔を出していない)が痛くなりました。智歯周囲炎です。しかも水平智歯(横に生えている)で完全埋没智歯だったので、近所の歯医者さんでは抜けず、治療だけしてもらってその時は終わりました。※ちなみに、前回抜いてもらった歯医者さんは通うたびに歯磨き指導をされ、自分の歯の磨き方を悉くけなされてしまうので別の歯医者さん(徒歩5分)です。

抜くなら大学病院、しかしコロナ過なので外来がやっているかどうかも微妙、、、治療した時は抜歯は嫌だ!とごねてそそくさと退散しましたが、後日、マスクをしているうちに抜いてしまった方がいいのでは?と気づき、紹介状を書いてもらいました。当たり前だけど紹介状書いてもらうのにお金がかかりました。が結局仕事やら、大学病院のハードルの高さやらが原因で行かず。。。放置する形になりました。


またまた痛くなる※再生医療の歯医者さんの話

時は過ぎ2021年2月です。ここまで放置していた親知らずは、1月ごろからすこーーし痛みだし、不穏な空気でした。仕事も少し忙しく、たまたま都内を離れていたこともあり、いつお休みをとって歯医者さんに行こうかなあという段階でした。そして忘れもしない2月11日(祝)でした。

激痛!!!!痛い!!!!

とにかく痛くて眠れないほどになってしまい、急遽祝日でも見てもらえる歯医者さんを死に物狂いで探し、たまたま徒歩圏内に見つかったため行きました。(※徒歩圏内の歯医者さん多すぎる)

痛くなったのは2回目ということもあり、「抜いた方がいいんじゃないかな」という先生のお言葉に従う形となりました。たまたま診ていただいたクリニックで抜けるとのこと。(この時点でちょっと不信感はありましたが)提携してる大きいクリニックにCTを撮りに行って欲しいと言われ、後日取りに行くことに。撮ったCTを見ながらもう一度診察していただき、抜歯する日を決めるという流れでした。

CTを取るまでは良かったんですが、先生に

「難しい抜歯だから、再生医療を使った方がいい。自費で5万円になります。抜歯の日に同意書にサインして持ってきてね」

私も詳しくは覚えていませんが、自分の血を固めるのに最新の???再生医療????を使うと言われました。この時点で頭の中ははてなマークだらけ。大学病院に行かなくても抜けるのは嬉しいけど本当に5万もかかるの?それって本当に必要な処置なの???情報もなかったので困惑するばかりでした。特に有名なクリニックでもないのでクチコミも無い。。。考えましたが、主に金額面で納得がいかなかったので、両親に相談しセカンドオピニオンをすることにしました。セカンドオピニオンといっても、自分で抜歯する病院を探し、初診でみてもらうことに。本当はだめなのもしれなませんが、不信感しかなかったので今までかかっていたクリニックにはキャンセルの旨を伝えただけでした。※ちゃんと再生医療自体は厚労省の認可が降りているっぽかったのでちゃんとしているんだと思います。一応名誉のために。わたしがこわかっただけです……


ついに1本目の抜歯

結局私は親知らず抜歯を専門とする歯医者さんにかかることにしました。※Twitterで親知らず 抜歯 専門 などと調べると出てくるかと思います

Twitterで良さそうな歯医者さんを何件か探したのですが、大々的に年間の抜歯本数をアピールしていたことが決め手となりました。あとは圧倒的にTwitter登場率が高かったです。(※なんでもTwitterで検索してしまうのはもずくの悪いところなんですけどね)

当日にも抜歯可能ということで、「当日に抜けたら抜きたいです」と事前のお電話で伝えてから出陣しました。緊張しすぎてお昼ご飯が食べられませんでした。(※反省点)

レントゲン→先生とお話→私は抜けそうということで次に麻酔→麻酔が効くまでにCTを撮影→抜歯

という流れで進んでいきました。緊張しすぎて終始涙を堪えていました。緊張で泣きそうになったのは人生で初めて。また、人気で予約がいっぱいのクリニックなので待ち時間を懸念していましたが、すこし待ったくらいでスムーズでした。

麻酔の注射はまあまあ痛いですが、抜歯自体は今何をやっているのかよくわからずに終わりました。体感時間としては割と長め。引っかかった歯をドリルで削り、そのあとぐりぐり引っ張って抜いてたんだ思います。ちなみに抜歯前に抗生物質と痛み止めを飲み、終わった後薬局で薬をもらいます。抜歯後はガーゼを噛んで終わりです。私は血が止まりやすいタイプなので追加のガーゼ(もらえます)は使いませんでした。価格は1万円しませんでした。

割とすんなり抜けたこともあり、抜歯後の痛みも耐えられる程度でした。(リモートワークで仕事もしました)神経が比較的近かったので麻痺も心配でしたが、上手に抜いてくださってセーフ。ドライソケットにもならず、顔も腫れず、1週間後の糸取りでも問題なしでした。思ったよりイージーで拍子抜けしました。なんだ楽勝じゃん、くらいに思っていました。


2本目の抜歯※地獄

左上、左下(前回)ときて次は右下です。右下も左下と同じく横向き&完全埋没でした。右下は何故か痛くなったことがなく、抜かなくてもいいかなーくらいに思っていたのですが、矯正を始めたいこと、痛くなる可能性がかなりあることなどから抜くことにしました。またレントゲンを撮った感じだと神経により近いのが右下で、麻痺も少し怖かったです。

前回左側のCTを撮ったので右側のCTを撮り、神経の位置を確認したところ、思っていたより近くなかったようで、「これなら麻痺はそんなに心配はいらないと思う」と先生にはおっしゃっていただきました。ありがたや、、

抜歯自体は左側より少し痛かったし、時間もかかりました。なかなか引っかかって出てこなかったようで、先生を苦しめて申し訳なかったです。麻酔も広範囲にやっていた感覚がありました。抜いた歯を見たら右側の方がサイズが大きくて、こりゃ出てこないわけだ、、となりました。ちなみに女性の先生が担当してくださいました。

時間もかかったし腫れそうだなという肌感はありましたが、案の定2日後には顔が四角くなりました🤣🤣🤣🤣だいぶ腫れました。GW前に抜いたのでGWは引きこもりました。まあコロナ禍なので結果オーライです。左下の時よりも痛みも強く、寝てる間に血を吐いていて枕を汚したり、腫れていてご飯が食べられなかったり等。1回目で楽勝だと思っていたツケが回ってきたのか地獄をみました。。。


抜歯ラスト

最後は右上です。右上に関してはただの奥歯でした。(綺麗に真っ直ぐ生えていました)完全に矯正のために抜きました。

右下を抜いた際、右上も抜かなくていいの?と言われていましたが、大変ビビリなため1ヶ月に1本というペースで抜歯していたため、同時に抜かず前回から1ヶ月後の抜歯となりました。右上の歯については諸説(?)あり、

糸取りの時の先生:「虫歯になっているから早く抜いた方がいい。奥で歯ブラシが届きにくいから抜いてしまうといいと思う」

かかりつけの先生:「詰め物はあるけど虫歯じゃない」

矯正の先生:「抜いてください、早いうちに抜いた方がいい」

同じ歯医者さんでもいうことがバラバラで困りましたが、抜く派が多数決で勝利しました。

実は普通に生えている歯を抜くのは初めてでした。ドリルで歯を削ったり歯茎をこじ開けられるのには慣れていましたが、ノーマルな抜歯は初体験。感想としては思ったより痛い、というかむしろ抜歯中の痛みは一番強くて辛かったです。力をかけららすぎて顔がよからぬ方向へ引っ張られてとにかく痛かったです。泣きそうでした。

縫わなかったこともあり、抜歯自体が終わってしまったら何事もなかったかのような生活が待っていました。食事もほとんど普通のものが食べられ、腫れず、1週間程度は警戒しましたが特に何事もなく順調に治ってきているようです。


食事について

抜歯後の食事について、参考程度に書いていきます。

抜いた当日は麻酔が切れるまで食事は控えました。麻酔が切れたら食事ですが、個人的には

・スプーンで食べられるもの

・柔らかいもの

で考えるのがいいかなと思います。

抜歯直後はレトルトのポタージュ系のスープ、おかゆ、雑炊、豆腐、卵豆腐、茶碗蒸し、プリン、ゼリー、ヨーグルトなど。少し口が開くようになってきたら米類(チャーハン、卵かけご飯、納豆ご飯など)から始めてだんだん固形物に挑戦していきました。マカロニグラタンも食べやすかったです。

スープはスープでも、具がゴロゴロしたものは噛むと痛いので注意が必要でした。(豆のスープなど)とにかく痛くて口が開かないので、食事はうさぎのイメージででもそもそと食べます。スプーンで少しずつ掬って食べるイメージです。たまたま抜歯前に買ってしまった苺を食べたかったのですが、細かく切らないとキツかったです。冷蔵庫の中身管理も大切です。

外食だと、比較的食べられるものがありそうだったのがおぼんdeごはんや大戸屋。ご飯系で、やわらかめのものがあるところならいけると思います。牛丼はチャレンジしましたが辛かった記憶があります。いつもの美味しいご飯も口が痛いだけで美味しく感じなくなり、少し落ち込みました(※ダイエットには最適)

あまり食べられるものがないのでとにかくお腹が空いて困りましたが、コンビニのスイーツはいろんな種類があって美味しく食べられてよかったです。また抜歯後は1週間程度は食事に制限がかかるので、どんなに緊張していても抜歯前は好きなものを好きなだけ食べてから臨むことをお勧めします。


まとめ

長くなりましたがお伝えしたいことをまとめると、

■難しい親知らずの抜歯でも大学病院以外のクリニックでも抜いてもらえることがある

■不審に思ったら病院を変える

■抜歯の前は好きなものを食べる

■はやく抜いておくと気が楽😌

もちろん抜かなくていい親知らずもあると思うのですが、痛かったり矯正を始めたい方は歯医者さんと相談の上、早めに抜いてしまうとQOLがあがります。大学病院以外にも選択肢はありますし、もしクリニックを不審に思ったら変えてしまってもいいのかなと思います。他のクリニックに話を聞きに行くだけでもいいので、安心して治療を受けることが大切だなーと思いました。あとは抜歯前には美味しいものをある食べておきましょう。


これから親知らずを抜歯する方の参考になれば嬉しいです。抜いてくださった先生方ありがとうございました。



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