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ちょっとだけ前向きな言葉(105・106)

●届きそうにもない目標を設定して挫折感を味わうくらいなら低い目標を達成させて少しずつ前に進んだ方が賢明ではなかろうか。

 多くの人が、大きな夢や野望を持っている。その夢や野望が遠く届きそうにないものである場合、その達成を目指すことは困難であり挫折感を味わう可能性がある。それに対し現実的な目標を設定した方が、少しずつでも確実に前進できその都度自己満足感や達成感を味わい成功への道を歩んでいくことができると思う。

 もう一つには低い目標でも確実に達成させることで、自分自身や周りの人々からの信頼を得ることができ、自己成長にもつながるはずである。

 大きな目標を持つこと自体は素晴らしいことであり、それを達成することができた場合、大きな成功体験となることもある。しかし、目標を設定する際には現実的な視点を持ち、小さな成功体験を積み重ねることが、より堅固な自己肯定感や自己実現につながるのではないだろうか。

 目標を達成させること、そしてその達成に向かって励むことは尊いことだ。しかしあまりに目標が高くてどう考えても達成させられないのなら目標自体を低くして、達成したら次を目指すことも大切な事ではないかと思う。一度に高い目標に駆け上がることができる人と、低い目標を重ねて徐々に進んでいくことが適している人とそれぞれのペースで目標に向かうことが重要ではないだろうか。

●腹立たしいことがあった時、感情は足を引っ張り理性は正しい道を示してくれるもの。できたらいつでも心穏やかでありたい。

 感情的になると判断力を鈍らせることがある。怒りや悲しみなどの強い感情が募る時には理性的に物事を判断できなくなりがちだ。そういった状況でも理性を働かせ、冷静になって正しい判断を下すことは難しいが大切な事だと思う。

 感情的にならない事と同様、常に心穏やかでいることも重要だ。心が穏やかであると、感情的にはなりにくくなり、その結果冷静に物事を見ることができる。自分の感情をコントロールし、心を穏やかに保つことができるとストレスや不安の少ない生活を送ることができ、自分自身や周りの人々との関係も良好になることが期待できると思う。

 怒りのままに行動をして成功をした試しはない。一度落ち着いて理性的に物事を考えればどうしてこんな事をしようとしたのか気づくことも多いと思う。できれば衝動的な行動をしないよう落ち着いた状態にありたいものだ。難しいことだとは十重承知ではあるが■

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