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ちょっとだけ前向きな言葉(155・156)

●馴れ馴れしい態度をとった瞬間から人は離れていく。親しき中にも礼儀を忘れてはならない。


 馴れ馴れしい態度とは、他人との距離感を欠いた態度や行動である。相手に対して不適切な親密さや軽率さを示せば相手を不快にさせる可能性も十分にある。

 そしてそれは相手の懐の深さが云々だとかで片付けられるものでもない。どんなに心の広い者でも無礼な態度に対しては快く受け取れないものである。

人と人の間には礼儀あり。

 当然このような態度をとることは、他人から距離を置かれる原因となり得るものである。

 親しき中にも礼儀ありと言う言葉もあるようにたとえ親しい関係であっても、相手に対して礼儀や敬意を持つことは当然のこと。相手を尊重し、適切なマナーや配慮を持って接することは良好な関係を維持するためにも不可欠な事だ。

●早回しで映画を観て時短にばかり腐心しても後でお腹をこわせばその分余計な時間をトイレで過ごす。その上観た映画も頭に入らない。焦るだけ却って損をする。

 タイパで時間を稼いだところでそんなことはほんの取るに足らないもの。その時間を惜しむ行動が却って他の部分での無駄を生んでいるだろう。

 例えばダイパで映画を観ても正しくは内容が伝わっていない。それによってその後同じ映画の思い出を誰かと共有する時には他の人に対しての誠実味に欠ける。

 そこまでして例えば30分搾り出したとしてもお腹をこわしてトイレにこもってしまえば無駄になってしまう。それこそトイレに篭るためにタイパをしたと言うことで虚しさは一入に感じられる。

誰もトイレにこもる時間を前もって準備はしない


 時間の節約に腐心する一心で心は常に集中することができなくなり、その結果他のミスを招きやすくなる。そしてそのミスを取り返したりカバーするためにさらに余計な時間を必要とする可能性もある。

 効率的にことを進めるために時間の節約そのものを否定するつもりはないが、そこにばかり腐心することは必ずや悪い結果へと続いていくリスクが高まることを忘れてはいけない■


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