見出し画像

ちょっとだけ前向きな言葉(141・142)

●対人分析だけで世の中を渡ろうとする人は失敗した時大きな音を立てるだろう。歪で不自然過ぎる生き方はしたくないものだ。

 自分の周囲にいる人たちと自然な接し方ができず、絶えず相手や相手の動きを分析しながら生きて行くことは自分本位で相手を信用していないことの表れでもある。分析はある程度は必要かも知れないがそこに重きを置いてその結果だけで人付き合いの方針を決めることはなんとも計算高くて人間味にも欠けている行為に思える。

 そんな人付き合いを続けていけば何か起きた時には決して良い結果は招かないだろうし、大失敗を引き起こすことにもなる。

 人を信用しない態度はいつしか悟られ、その不満が募ればなおのこと自分にとっては不利な立場に追いやられてしまう。そこで初めて正面から人と向かい合わず、常に分析で不誠実な態度をとっていた事に気づく事だろう。もしかしたら最後まで気づかない人もいるかも知れない。

 そんな分析ばかりの人間関係になんの意味があるのだろう。人と向かい合うためには自分もまた人らしい行いが求められることを知るべき。

●健全な身体なくして次へと進むのは無謀。ある程度の回復も待てなければ同じ事を繰り返す。

 何においても健康であることが重要。もちろん健康でない状態でも努力次第でいくらでも結果を出せるだろうから健康でないことを過度に否定をするつもりはない。

 しかし健康な身体を持たない場合、物事を達成するために必要なエネルギーや能力が不足するため前進は困難になることは確かだ。健康に問題がある場合、回復するための時間も必要でその期間中に必要なタスクや目標を達成することは難しくなるだろう。そのため身体の健康状態を最優先に考え、必要な回復期間を確保することもまた重要で、その時間を十分に確保することは決して停滞ではなく前向きな姿勢であるはずだ■

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?