見出し画像

会社員で働いていると、モヤモヤしやすい資質の人とは?

会社員で働いていると、モヤモヤしやすかったり、どうしても違和感が拭えない、という資質の人がいます。

それは、クリエイター気質の人です。
画家、作家、音楽家、歌い手など、表現をする人たち。
私は昔から、「表現族さん」と呼んでいます。

気質として、「表現が、自分の人生を生きるために必要である」人たちがいるのです。noteには、文章の表現族さんたちが多いかもしれませんね。

表現族さんたちは、「表現をしないと呼吸ができない」というくらい、表現することと生きることが共にある人たちです。

だから、会社員としての仕事だけに時間を費やしていると、エネルギーが詰まってしまって、どうしてもモヤモヤしやすいです。


表現族さんたちは、大変繊細で、感受性豊か。日々、膨大な情報を受け取りながら生きています。

表現族さんとお話をさせて頂くと、豊かな内面の世界に触れて旅をさせて頂いたような感覚になります。

内面世界が濃密で、パワフルなので、言葉を交わしただけで「ブワアッ」と、その方の世界が流れ込んできます。

独特の「表現のパイプ」をご自身の中にお持ちで、パイプを通して世界とつながって交流をされます。

「作品を人に受け取ってもらうことで、人とつながる感じがする」とおっしゃる方も少なくありません。


豊かな感受性から受け取った情報を、表現のパイプを循環させてクリエーション に替え、生み出す。表現して、人とつながる。

それが、表現族さんの「呼吸」であり、元気の秘訣です。


表現族なのに、会社と家の往復だけ、みたいな毎日を送っていると、パイプが詰まってしまって元気がなくなります。

イライラしたり、怒りっぽくなったり。気分が沈んだり、自信がなくなる人もいます。

表現族さんが、「会社員に向いていない」というわけではありません。

ただ、会社員というアイデンティティだけで生きていると、自分らしさを失い、元気失うのです。モヤモヤに満ちた毎日になります。

子供の頃は素直に表現族の自分を生きていても、大人になったら封印してしまう人は、少なくありません。

「美大を出てないから、絵を描かない」
「食べていけないから、小説は書かない」

そんな、大人として当たり前に見える決断が、表現族の人生から彩と元気を奪います。


「もしかしたら、自分は表現族かもしれない」と思い当たる人がいたら、

今使える時間の中で、表現活動を始めてみてはいかがでしょうか。

すぐに仕事にする必要、誰かに見せる必要もありません。
まずは自分のための表現活動で、いいのです。

会社員だけではなく、表現者の人生も生きる。
それを許可するだけで、人生に彩が戻って、いつの間にかモヤモヤもなくなります。


記事が気に入ったら、サポートお願いします!もっと良い記事を書く励みになります。