長男に次男のアレルギーを理解してもらいたいけど…
いや、理解はしてくれてる。
長男は次男のアレルギーを理解はしてくれているんだけれど…。
卵が大大大好きな長男。
次男と歳が3つ離れている事もあり、3歳まで毎日卵を食べていた。
というのも、彼は肉や魚をあまり好まず(今は食べるようになったけど)、牛乳と卵が大好き!ママが作るオムライスが世界一美味しい!と言ってくれていたし、彼のその頃のタンパク源は牛乳と卵に頼っていた。ちなみに豆腐と納豆は未だに嫌いである。
そして、次男のアレルギーが発覚した。
離乳食の時点で小麦、牛乳、卵でアレルギー反応があったが、小麦は徐々に食べられるようになり、牛乳は負荷検査中、卵は卵白卵黄オボムコイドすべての数値が高く、負荷検査も先になりそうである。
次男にとって卵が毒になってしまったその日から、私は徐々に卵料理をしなくなった。
筋トレをして毎日卵を食べていた私だが(妊娠中はあんまり食べていません、念のため…)、段々と食べるのをやめていった。
長男にも毎日毎日オムライス、厚焼き卵、スクランブルエッグ、オムレツ、スパニッシュオムレツ、親子丼…沢山の卵料理を作ってたけど、一切作らなくなってしまった。
怖いのである。
生卵をかき混ぜたお皿を洗うのもより丁寧に、洗剤をたっぷりつけて、ゴシゴシゴシ…。
長男の卵ふりかけが次男のご飯に入らないか不安になる。
長男が卵使った料理を食べていて、たまたまくしゃみをして、次男のご飯に入ってしまったんじゃないかと心配になる…。
生卵を落としてしまった日には気が狂いそうだった。
卵を買う頻度が減っていく。
でも好きな食べ物は「ママのオムライス!」と言ってくれる長男。
次男は食べれないお菓子も多い。
本当は、次男が1番我慢してるはずなのに…。さすがに長男にお菓子まで我慢はさせられないので、大好きなチョコレート(乳)や卵入りのお菓子(想像以上に何にでも入っている卵…)を食べさせてはいるのだけれど、お兄ちゃんは食べれるけど、自分は食べれない事をちゃんと理解している次男。
でも3歳になって、言葉が発達してきて、少しずつ「僕だって食べたい!食べれるもん!」と言うようにもなってきた。胸が痛む…。
いや、1番我慢しているのは絶対に次男なのである。
でも、大好きだったオムライスもオムレツも食べれなくなった長男。
「あーぁ、次男がいたら食べれないもんなぁ…」と呟く。
「そうだよね、長男くんの気持ちもわかるよ。でもね、
長世の中には色んな人がいてね、自分と違う人もいるの。だから受け入れてほしい」
と、説明しても、うまく響いていない。
どう伝えればいいかわからない。
長男の気持ちもわかる。痛いほどわかる。ましてやまだ6歳。
でも次男の気持ちもわかる。次男は何も悪くない。いっぱい我慢させている。
長男に卵料理を作ってあげた。
テーブルには持って行かせないで、キッチンで食べてもらった。
めっちゃ美味しい!!と大喜び。
また作ってあげたいなぁ。
でも、卵が怖い。
どうしたらいいのか、わからない。
今日も穏やかな一日となりますように。