復職6ヶ月後にワーママが休職した経緯とその予兆
こんにちは、らはです。
つい先日、初めてコロナに感染してしまいました。やっとこうしてPCに向かえるぐらいにまで回復しましたが、咳だけがしぶとく残っています。
皆さんもお気をつけください…。
さて、しばらくシリーズ的に、育休明けワーママの休職にまつわるあれこれをいろんな角度から書いてみようと思います。
今回は「休職するまでの経緯と予兆」に焦点を当てて振り返ります。
いざ復職!バタバタだけど、これが充実したワーママライフってやつ
私は約1年間育休を取得し、6月に復職しました。当時、息子は0歳11ヶ月でした。
いわゆる保活激戦区に住んでいるので、育休延長もやむなしかな…と思っていたところ、たまたま近所の認可保育園に空きがあることがわかり、慌てて申し込み。そして運よく入所が決まり、職場復帰することになりました。
話には聞いていたけれど、復職後の生活はかなりの慌ただしさでした。
実際どんな生活だったかというと、当時(復職して2ヶ月目頃)インスタに投稿した1日のタイムスケジュールをご覧ください。
……なかなかのミチミチ具合です。
この通りいけば良い方で、実際は息子のその日の機嫌や仕事の進捗具合、家族の体調などによって変動することもしばしば。
おまけに復帰後は産前とは異なる部署への配属となり、初めてやることだらけでした。まわりが1時間で終わらせることにも、倍以上の時間がかかったり……。
そんな中でも保育園の洗礼は待ったなし。どんなに体調管理に気をつけていても息子は病気するし、私も夫も風邪をもらう。有休はどんどん減る。仕事は溜まる。周囲に謝る。そんな日々。
何とか遅れを取り戻そうと、平日早朝や深夜、昼休み、休日のすき間時間を使って、仕事をこなす毎日でした。
毎日大変だけど、久しぶりの仕事は楽しい!
そう思う瞬間があったのも事実です。
現場ならではのビジネスの話も、取引先とのコミュニケーションも新鮮だし、人に感謝されるのも久しぶり。
「これが充実したワーママライフってやつだな」なんて思いながら、駆け足で保育園へお迎えへ行く日々が続きました。
その日は突然やってきた
しかしその日は突然やってきます。
働き始めて半年ほど経ったある朝。全身に力が入らず、布団から起き上がれないではありませんか……。
「あ、なんかもう無理かも」
直感的にそう感じました。
夫からも「今日は休んだほうがいい」と言われ、急きょその日は休むことに。
これまでにない身体と心の重たさ。さすがにこれは変。
もしかして私、病んでる?
自分の異変を自覚した瞬間でした。
その後はバタバタと心療内科を探し、うつ状態と診断され、あれよあれよという間に休職することになりました。
振り返ると予兆だらけ
その日は突然やってきたように見えますが、振り返ってみるといろんな予兆があったように思います。
予兆1.すべてのものごとが義務に思える
もともと「べき思考」強めの私ですが、復職してからは「生活をちゃんと回さなきゃ」と強く思うあまり、その思考に拍車がかかっていました。
息子のお世話もきちんとすべきだし、仕事も期日通りやるべき。保育園の連絡帳だって丁寧に書くべきだし、離乳食も栄養バランスよく食べさせるべき。息子には絵本を読んであげるべきだし、仕事関連の情報だってインプットすべき。
仕事はともかく、息子関連のことまで、いつの間にかすべて「やるべきこと」になっていました。そのため、息子とのふれあいもいつの間にか義務のように感じられ、ちっとも楽しくない。
「息子とは遊びたくて遊んでるんじゃない。遊ばなきゃいけないから、遊んでるんだ」
仕事に行けなくなる数日前だったでしょうか、息子と私の様子を見て「楽しそうだね」という夫に対して、こんな言葉を放っていました。
このときの夫の驚いた顔が忘れられません。
休職した今でこそ心に余裕が生まれ、「かわいい1歳児」を堪能できるようになりましたが、当時は「やるべきタスク」をただただ義務的にこなす毎日でした。
予兆2.なんだか身なりを気にしだす
仕事に行けなくなる直前、珍しくセルフネイルをしました。産後初だったと思います。眠たい目をこすりながら、夜中に仕上げたのを覚えています。
新しい口紅やハイライトも買いました。
新しい洋服を着ると、会社に行くときのテンションがちょっと上がるあの感じ。
今思うと、身なりを整えることで、自分をアゲようとしていたのかもしれません。
予兆3.息子と二人の時間が超しんどい
最たる予兆はこれ。
働けなくなる直前、息子と二人で過ごす時間がとんでもなくしんどかった。
具体的にどんな状況だったかというと……
お迎えの際、保育園が近づくと動悸がする
保育園から帰宅~夫が帰宅するまでの息子と二人きりの時間に、息子が泣くと私も泣く
息子と二人きりの土曜日の朝(夫は仕事)、ご機嫌ななめの息子を前に途方に暮れる。実母に電話し、片道2時間のところを急いでヘルプにきてもらう
子どもが泣くのは当たり前。当然不機嫌なときだってある。でも、当時の私は泣く息子を受け入れる心の余裕がありませんでした。
「泣いたらどうしよう、泣いたらどうしよう」
常にこんな不安がつきまとっていたのです。
ほっとする一方で……
これらは"心身が限界を迎えそうだよ"という予兆だったのかもしれません。
でも、当時はそんなふうに思う余裕もありませんでした。それこそ、
「世の中のワーママはみんな仕事と育児を両立しているんだから、私も踏ん張るべきだ」
そう思っていました。
だから、休職することに対しても、どこかほっとする一方で、戦いに負けたような悔しさと恥ずかしさがありました。仕事と育児、私は両立できなかったんだなって。(今でこそ、全然恥ずかしがることないと思えるんですけどね。)
そんなこんなで復職して半年で休職することになった私。
ここからじわじわと回復していくのは、また次回以降のお話にて。
ご覧いただきありがとうございました。
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