【読書記録】読みたいことを、書けばいい。
こんばんは。あおさんです。
今日は読書記録です!
💡読んだ本
読みたいことを、書けばいい。
(田中泰延)
どんな本?
書くためのテクニックである「文章術」ではなく
書くための考え方を示す本です。
おーなるほど!と思った部分を抜粋してまとめます。
「読みたいことを書く」とはどういうことか?
ターゲットを想定しなくていい
・数ある文章術の本には「読む人は誰かをはっきりさせて書きなさい」と書いてある
→そもそも特定のだれかに言いたいことが届くということがあるか?
→自分が読んでおもしろくなければ書くこと自体が無駄になる
→では、「自分で読んでおもしろい文章」とは?
→「まだ誰も読んでいない文章を自分で作る」こと
★読み手として「読みたいものを書く」というのは、ここが出発点
どう書くのか
・自分が読んでおもしろいと思えるように書けばいいのだが、自分がおもしろいと思えば必ず他人にとってもおもしろいのか?
→そんなわけない
・物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
→「事象に触れて生じた心象を書く」のが随筆であるので、自分の考えは全体の1%でよい
→メインの99%は「調べたこと」を書く
★調べたことを並べれば、読む人が主役になれる
では、調べるにはどうすればいいのか?
・一次資料に当たればよい
→ネットの情報はまた聞きのまた聞きが文字になっているし、これでは調べたことにならない
→著者は仕事依頼のあった「石田三成について書く」ために、国立国会図書館に通い一次資料を調べ上げた
・どこで調べるのがいいのか?
→結論、「図書館」である
・図書館では司書に相談するといい
→どんな目的で、どんな本を探しているかを司書に聞けば探している資料を提示してくれる
起承転結で書けばいい
この本の、最後のページが特に最高です!
実践できるかどうかは別としてぜひ読んで欲しい本だと思いました。
それではまた♡
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