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ピアノ発表会。アロマの専門家に頭からアロマを振りかけたら驚きの結果が。




先日のピアノ発表会

ステージを飾ったバルーンは自宅に持ち帰って




去年のバルーンは驚くことに3か月以上、保ちました。
今年はどのくらい、もつかな?生徒さん達は楽しみにしてる。


発表会は、みんな緊張します。

カバレフスキーを弾いた小6の女の子は
こんなの、持ってきた。



なんだろう?と思いましたのよ



発表会の日、
朝から落ち着かなかったので、
台所のアルミホイルを、2時間、金づちでトントン叩いて作りましたーーー




ほぉ・・・・

こんなんになるんだね。
床にはじくと、天井まで飛び上がる。
あら面白い。


ひたすらトントンやるのは確かに緊張をほぐす良い方法かもしれないと思った。子供の発想は凄いな。




さて。
生徒さんに、アロマコーディネーターさんがいらっしゃいます。
70代、男性、ピアノ歴3年ほど。過去にピアノ経験なし。


アロマのお勉強をしっかり学び、資格を取り、
一時は施術もされていた方。
レッスンには、
自宅→タクシー→最寄り駅→私の街の駅→タクシー
帰りは、その反対。
遠い距離を通っておられる。



遠い距離を通っておられる生徒さんが多い。
宗像市→私の住む町(車で片道2時間)
最も凄いのは
島根から通ってる女の子がいまして・・・・
島根→福岡(夜行バスで)



話を戻して、アロマコーディネーターさんです。
フランスが大好きで今回の曲は、サティのジュトゥヴ。
今まではフランス語での弾き語りを発表していたのだけど今回は
初めての「ピアノソロ」



さて。
以前のnoteにも書いたけど、
生徒さん達が緊張するので、
私は彼にお願いしていました。
「緊張をほぐし、集中できるアロマ、ありませんか?」

舞台袖で緊張でガタガタしてる子がいたら、
「これは魔法のスプレーだよ」と言って振りかけてあげようと思ってた。
(暗示&催眠&洗脳&励まし効果を狙って)


彼がよく考えて調合してくれたスプレーを私は当日、持っていました。
でも・・・
舞台袖は忙しくバタバタしてて


すっかり


忘れていた!



実は、このアロマ男性、
ご自分ではいろんな調合されるのに、
ご自分に対して、アロマを使わないと言うのよ!


なんでぇ~~~?と私はいつも聞く。


私は、あなたのいつも作ってくれるアロマ、
空間にシュッシュすると本当に気分が落ち着いたり、
寝れない時に寝室にシュっとやればイッパツ。

あなたの作って下さるハンドマッサージオイルは最高!
その香りは素晴らしくて、私の一日を守ってくれてる。
毎回、季節によって、私の体調によって、
よく考えて調合してくれて、
私の生活には欠かせないアロマ。


なのに!


本人が、やらないって、


なんでぇ~~~~~??


と、いつも私は彼に言っていたのでありました。



さて。当日。


彼の出番は二部で、本番前のリハーサルが出来た。
そのリハで・・・
彼は「右も左もわからない状態」になりました。
いわゆる
「アタマ、真っ白」


あれだけ上手に弾けてたのに!
あれだけ練習されたのに!


まあ、よくあることですが。



「最初の一音すら、わからない」
「ここはどこ?ぼくはだれ?」という状態でした。


二部本番が始まり、
私は、彼は・・・・棄権するなって思った。
(過去に逃げようとしたこともあったので)


でも、舞台袖に現れました。


「大丈夫?」
「落ち着いたら」
「きっと大丈夫ですよ」とか声をかけながら、


はっ!


と、思い出したのでした。
アロマスプレー持ってるんだった!



もう、いちかばちか、というか、
ほぼ冗談というか、
こうなったらダメ元でというか、


バッグから彼本人が作ったアロマスプレーを取り出し、


私は振りかけました。
アタマから全身に。

なにしろ、他の生徒に振りかけるの忘れてたから、
いっぱい、残ってまして・・・


ひと瓶、全部、振りかけました。

髪が濡れてた(笑)
洋服もビショビショ。



ローズマリーが入ってたから、
やりすぎると
逆に鼓動が上がってバクバクするかも?とも思った。
昔、庭の巨大に育ったローズマリーを伐採してる時、経験あり。
ちょっと心臓がバクバクしたので。


でも、いいや!
だって、これ、ご本人の調合。
(笑)



多少の副作用あっても
自己責任じゃん?




「自分には効果を試したことが無い」とおっしゃってたから、
この際、
いい実験だわよ。




ビショビショになった彼はステージに歩いて行きまして。



完璧に弾きこなしました。


ビックリしたわーーーーーーー!


会が終わって、LINEしましたのよ。


「ね?ね?ね?ね!」

アロマって、
効果あるでしょ?ね。ね。ね。


彼の返事は素直でした。


「はい」



ヤッター!


お花をありがとう





4年目の胡蝶蘭、3か月咲き続けての、最後。
ついに切って。
来年のために





生徒さんがお庭から摘んできてくださった花たち
ユリは球根をイノシシから何とか守りきった!という成功の証だそうです









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