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毎日のきろく

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日々の雑文です。
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2018年6月の記事一覧

ボーナスステージいただきました

日曜の午後、メイクもせずに、PASMOだけ持って、ふらりと出る。 子どもたちは大きくなったから、晩ご飯の心配をしなくていい。 それだけでとても自由で、解き放たれた気持ち。 「早く帰ってらっしゃい」と親に言われることもなく 「ママ、どこ行くの?」と後ろ髪を引かれることもなく 「こんな時間から誰とどこへ行くんだ」と問い詰められることもない。 ついこの前まで、わりとキツい生活を送っていた。 この問題は永遠に解決することはないのだと、 本気で思いつめる日がずっと続いていた。

あとは開けてのお楽しみ

池袋に「梟書茶房」というカフェがあります。 本棚にカバーのかかった本がずらりと並んでいて、 ・旅に出たい気分の時は1番 ・魔法が使えたらいいなと思う人は2番 ・やさしい気持ちに包まれたい人は3番 ・冒険好きで世界中を回るのが夢なら4番 などなど、その時の気分とおすすめのナンバーが記されています。 誰のなんていう本かはレジに行って、代金を払ったあとじゃないとわからない。・・・・ちょっと行ってみたくなりませんか? お店に入ると、おいしそうなケーキ、ドリンク、本、メガネが展示

恋をしろ!

くらもちふさこさんという漫画家をご存じだろうか。 1970年代後半に乙女の心を鷲掴みにしていた漫画家さんで、月刊誌「別冊マーガレット」の発売日、25日がそりゃもう毎月待ち遠しくてたまらなかった。25日にはおこずかいが絶対切れないようにしていたものだ。 今でも「好きな男性のタイプは?」と聞かれたら、間違いなく「ちぃちゃん!」と答える。くらもちさんの名作「東京のカサノバ」に出てくる、大女優を母に持つカメラマン志望の男の子で、かなり複雑な育ち方をしているのに飄々とした不思議な男の

再生

50年前のボクたち

テレビを見ていたら、なんとも1970年~80年代的な音楽が聴こえてきた。演奏しているのは今どきの若い男の3人組。学生の頃、アクセサリーのように身にまとっていた音楽。悩みなんて、「マニキュアが剥がれた」とか「お取り置きしようと思ってた服が売り切れてた」とか「放課後に行く喫茶店(カフェではない)はどこにするのか」とか、そんなコトを本気で悩んでいたあの頃の音楽。でも彼ら、LUCK TAPESは平成の子たち。早速iTunesで全曲ダウンロードしてみたけど、詞なんかも気になる。 70年代をリバイバルさせているだけではない、何かがあるのかなって、すごく楽しみなバンド。

違います、DVじゃないんです

ここ数日の降ったり止んだりの雨の中、ツルツル滑る石畳の小径を自転車で急いだ。自宅まではこの小径が近道だから。 緩いカーブを曲がったところで、小さな子供がお母さんと一緒に道の中央をのんびり歩いているのが目に入る。 チリンチリ〜ンとベルを鳴らすも避けてくれる気配がないので、左にハンドル切ってやり過ごそうとしたその時、ツルっ!と滑って自転車ごと転倒してしまった。 バッグの中味は道にぶちまけられ、どこが痛いのか一瞬わからなかったけど、確かに痛い。 「大丈夫です

カチン!ときたらの処方箋

「こんなこともわからないのかこのバカ女め!」 というメッセージを大切な人より頂きました。 いつもはソフトな物腰で、言葉使いも繊細な人だけに いきなりのバカ女呼ばわりに呆然とするばかり。 言いたいコトは山ほどあるけど 反論しても言い負かされるだけなので 書き写しておいたこの詩を読み返すようにしています。 ふしぎと気持ちがすぅっと落ち着くので 女性のみなさんにはおすすめの詩です。