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あとは開けてのお楽しみ

池袋に「梟書茶房」というカフェがあります。
本棚にカバーのかかった本がずらりと並んでいて、

・旅に出たい気分の時は1番
・魔法が使えたらいいなと思う人は2番
・やさしい気持ちに包まれたい人は3番
・冒険好きで世界中を回るのが夢なら4番

などなど、その時の気分とおすすめのナンバーが記されています。
誰のなんていう本かはレジに行って、代金を払ったあとじゃないとわからない。・・・・ちょっと行ってみたくなりませんか?

お店に入ると、おいしそうなケーキ、ドリンク、本、メガネが展示されていました。木のぬくもりと全体的に暗めのトーンで、いかにも「フクロウ」という感じ♡

左側におすすめの本と番号が記されていて、右に在庫が並んでいます。
通路を進むとカフェと自習室に分かれていて、一人で静かに勉強したり読書をしたい人は自習室へ、おしゃべりしたい人はカフェの方へ進みます。友だちと一緒だったので、私はもちろんカフェの方。

その時の私の気分は「やさしさ」だったので、この530番を選びました。やさしい気持ちに触れたいとき、カバンに、ベッドに、机に添えておきたいかわいらしい一冊‥‥そしてペンギン。なんだろうなんだろう?どんな本かしらってワクワクしてきますよね。

なんと、谷川俊太郎さんの本でした! しかも詩じゃないのです。
この日の朝、「わたし、いつか一人暮らしがしたいの。今まで一人で暮らしたことがなかったから。すごく憧れているんだ」と話していたのを思い出し、偶然の引き寄せにビックリ。
こんな本との出会い方、ちょっといいですよね。


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