お仕事小説!まどうのほし🪐࿐✩.*˚⑥
🌟オジャ- ̗̀ᕙ( °̀ロ°́)ᕗ ̖́-ムテキモード発動☆ 事変🌟
今日も今日とて課された仕事を無難にこなし、どうにか1日終わった。
無難といったら適当に聞こえるかもだけど、私なりに乗り切ったのだ。
忙しく緊張感を持って、残った業務を行った。
途中で投げ出したかったが、やはり性分ゆえ出来なかった。
今日も頑張って生きたね。
おやすみ世界。
よくTwitterにでも書かれてそうな文面が頭にチラついて、寝る準備をしていた。
布団にくるまり、瞳を閉じていると、色々思い出してきた。
すると、言いようもない怒りが湧き上がってきた。
怒りは速度を上げ、鉄道なんか目じゃない速度まできた。
あのはげ(外部人事のコンサル野郎)に今度会ったら、文句言ってやろう。
忘れないようにメモをPCで打ち込んでいく。
あいつ、いつも右に傾いているのだ。
理由は知っている。
右側の後頭部がハゲているのだ。
気にしてるか何かでいつも右側に気持ち多めの髪を残し、覆ってやがる。
向かい合って座っていると、右に傾き、頬杖をつきながら、少し上目づかいでぶりっ子のような顔で、こちらに話しかけてくるのだ。
その顔は、マスカラを塗る女子以上にブスだ。
おめぇは鏡を見ながらじゃないから、その顔確認できてねぇーだろうけどよ。
言葉に乗っていく。
いや銀河鉄道に乗れてきた。
スイスイ言葉が出てきたぞ。
気づけば2時間近くPCに打ち込み、声に出し、何度も練習していた。
たまらなくスッキリした。
今度直接言ってやるんだー♡
ふふ、このまま眠りにつこう。
るんるんで布団に入った。
気持ちが高揚して、思わず小刻みに動いてしまう。
今なら分かる。
西野カナの気持ちが。
会いたくて会いたくて震えた気持ちが。
あれは武者震いだ。
私は銀河のような布団にくるまり、笑いながら眠りについた。
全部で12話完結です!同じ人物の話なので、順を追って読んでください🙇♀️
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