雨水南都

風のように捕らわれず、雲のように軽く生きたい。  絵を描いてます。趣味は、読書、自然観察、絵を見る、漫画を読む。 https://nanto.booth.pm/

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    仕事中トラックドライバーの印象に残った風景。

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    絵やイラストの保存のマガジンです。

最近の記事

三笠公園

 三浦半島の付け根あたり、横須賀米軍基地近くの三笠公園には、日露戦争で日本海軍の旗艦だった三笠が保存されています。ふと思い立って見に行きました。東京から1時間くらいでした。  司馬遼太郎は『坂の上の雲』の取材のために、元海軍将校で父親が日露戦争に行っていた人達に、三笠の士官室で話を聞いたそうです。作家として最も洗練された時間だったとか。  三笠は、ロシアのバルチック艦隊の砲撃の的になって死傷者をたくさん出しましたが、三笠以外の日本艦隊はほぼ無傷で、バルチック艦隊は壊滅というく

    • 今日は終戦の日

       歴史作家の司馬遼太郎は『三浦半島記』の執筆のために、太平洋戦争時将官の元海軍軍人に取材をしていて、それを読むと無謀としか言えない戦力差の戦争だったことがよくわかります。あらゆる作戦は、大火事に掌ですくった水をかけるようなものだったと。  戦争で多くの兵員が亡くなりました。運良く生き残れた兵員もいました。敗戦したものの、その後日本は平和と経済的豊かさを享受してきましたが、この先はどうなるのだろうと、海外情勢から未来の日本が気にかかることもあります。    平和ボケな願いかもし

      •  昨日、東京ビッグサイトで行われていた、デザフェスを観てきました。オリジナルであれば、どんなアート作品でも、販売や発表をできるという、日本最大のアート展です。  ライブペイントをやってたり、バンド演奏もあったりして、面白そうで興味の尽きない作品ばかりでした。

        • 千葉寺の老イチョウ

           数日前のある晴れた日、高速道路を走行中にガソリン残量が心配になり、高速道路でガス欠はマズイので、早めに高速を降りました。よく知らない街並みのこれまでの人生で一度も通ったことのない道をキョロキョロしながら走っていると。古そうなお寺が見えて、大きな木が何本もありました。  気まぐれにバイクを止めてお寺に。  案内板には、709年に行基が建立した千葉寺とあります。その翌年に植えられたという、大きな老イチョウが青々と葉を繁らせていました。  案内板によると、鎌倉の鶴岡八幡宮より

        • 今日は終戦の日

        •  昨日、東京ビッグサイトで行われていた、デザフェスを観てきました。オリジナルであれば、どんなアート作品でも、販売や発表をできるという、日本最大のアート展です。  ライブペイントをやってたり、バンド演奏もあったりして、面白そうで興味の尽きない作品ばかりでした。

        • 千葉寺の老イチョウ

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        記事

          『街道をゆく−三浦半島記』小栗上野介忠順と横須賀

           三浦半島の付け根にある横須賀、現在は米軍基地があり、戦前は日本海軍の重要施設がありました。横須賀という土地を海洋基地へと開発したのは、小栗上野介という幕末の旗本です。海軍奉行や勘定奉行を歴任した小栗上野介は、日本を近代化するためにフランスの造船技術を導入しようと、横須賀に大規模な造船所や製鉄所を造りました。これらの一大工業施設は、明治政府が引き継ぎます。  小栗上野介は、幕府内で勝海舟と対立していて、薩摩や長州に徹底抗戦しようとしていました。そのためか薩摩や長州や土佐を描い

          『街道をゆく−三浦半島記』小栗上野介忠順と横須賀

          『街道をゆく −三浦半島記』

           歴史作家の司馬遼太郎さんが亡くなってから、もうじき30年になります。既に司馬遼太郎さんの足跡やその著作も、歴史上の出来事になりつつあります。  しかし、最近『街道をゆく−三浦半島記』を読んでいたところ、司馬さんの存在の余韻が感じられました。  自分は歴史上の人物には、特別な場合を除いて、敬称を付けないにしています。司馬遼太郎さんの場合も、その代表作は自分の生まれる以前に発表されたものが多いので、歴史上の人物のように感じていました。なので基本的には、存命中や最近亡くなった方に

          『街道をゆく −三浦半島記』

          『吾輩は猫である』は、喜劇小説か、文明批判小説か、あるいは、青春小説か。

           この有名な書き出しの小説を、自分はこの前初めて読みました。  夏目漱石の初の長編小説であり、一般的には喜劇小説のジャンルになっています。また、文庫本の解説には、猫視点から人間社会を批判するという、文明批判小説と書かれています。  それと、対談本で養老孟司さんが、『吾輩は猫である』の猫がお餅を食べようとして歯に引っかかって飲み込めずに踊りを踊ってしまうシーンについて、次のように述べてました。  猫=当時の日本=夏目漱石、という説は面白い視点です。そのようにも読めるかも知れ

          『吾輩は猫である』は、喜劇小説か、文明批判小説か、あるいは、青春小説か。

          院展

           日本画の絵画展、院展を観てきました。 自分の言葉では表現したくてもできないくらい、すごい作品ばかりでした。美術は奥が深いです。  とりあえず、自分なりのペースでこれからも絵を描いてこうと思いました。  院展は写真撮影OKなので、特に印象深かった作品を上げときます。

          土手三番町の首懸の松 鴻の台の鐘懸の松

           千葉県市川市国府台の里見公園には、戦国時代の古戦場があります。国府台は、(こうのだい)と読みます。  1538年に足利義明と里見氏の連合軍が北条氏と戦いました。この戦いで足利義明側は、国府台の川沿いの土手の松の木に戦鐘を吊るしました。その松の木は後世、鐘懸の松と呼ばれます。  その松の木は、昭和初期に台風で折れて現在はなくなってしまいました。鐘をかけた松があった場所だけが、史跡として保存されています。  その鐘懸の松が、夏目漱石の『吾輩は猫である』の1場面にでてました。主

          土手三番町の首懸の松 鴻の台の鐘懸の松

          里見公園の巨樹達。

           千葉県市川市の国府台に里見公園という、やたらに大きな木が生えている公園があります。たまにその公園へ、木を眺めたり景色を観に行きます。この公園は古戦場として有名で、戦国時代には2回の合戦がありました。  1538年に、足利氏と里見氏連合軍VS北条軍が戦いました。  1564年に、上杉謙信と里見氏連合軍VS北条軍が戦いました。どちらの戦いも北条軍が勝ちました。  歴史の古い場所は、比較的木が大きくなるまま保存されています。この公園の巨樹達は、戦国時代の戦いを見ていたのでしょ

          里見公園の巨樹達。

          本を読めれば勝ち、スマフォを開けば負け。

           外出から帰ってすぐとかに、ふとんに寝転んでスマフォを開く誘惑にかられます。一旦イスに座り本を読むことを選択できるか。生活の中でこんな小さな戦いをしています。疲れてたり雑念で心が雲っているときほど負けやすいようです。あとスマフォのダラダラ見は、ストレス反応の結果だとかネット記事で読みました。  読書はしなくとも、とりあえずスマフォを開かなければ(明確な目的があれば別、noteの投稿とか)良いのかも知れません。  等と言いつつ、時々スマフォで時間浪費やってしまいます。なぜな

          本を読めれば勝ち、スマフォを開けば負け。

          『照葉樹林』 アクリル画 画用紙B4 こんな感じだったかなあ〜と、一応照葉樹らしく描いてみました。今度本物を観察してきて、いつか改めて、『照葉樹』に挑戦しようと思います。

          『照葉樹林』 アクリル画 画用紙B4 こんな感じだったかなあ〜と、一応照葉樹らしく描いてみました。今度本物を観察してきて、いつか改めて、『照葉樹』に挑戦しようと思います。

          『リセットの習慣』

           自分は、春になると睡眠リズム乱れがちになります。それから疲労がたまり、寒暖差が激しい日などはよく偏頭痛になってました。  それが一昨年買って読んだ、『リセットの習慣』に出てくる深呼吸を意識しているうちに、あまり偏頭痛にならなくなっています。  偏頭痛のメカニズムは個々でそれぞれあり、自分の場合も偏頭痛が深呼吸だけで緩和したのか、推定でしかないですが。自分の体感では、呼吸は身体の調子に大きく関わりがあるように思います。深呼吸をすると、血流が良くなり血管をひろげるため体温が

          『リセットの習慣』

          描き途中の絵 照葉樹林帯を描いています。照葉樹というのは、名のままで葉がテカテカと照る樹で、椎ノ木や樫の木等です。 画用紙にアクリル画。

          描き途中の絵 照葉樹林帯を描いています。照葉樹というのは、名のままで葉がテカテカと照る樹で、椎ノ木や樫の木等です。 画用紙にアクリル画。

          けやきに春の長雨

          『けやきに春の長雨』 アクリル画 画用紙B4  最近描いていた絵です。絵と今日の天気とちょうどあってました。季節的にはあと1ヶ月くらい先でしょうか。

          けやきに春の長雨

          ツァラトゥストラ (上) (光文社古典新訳文庫 Bニ 1-3) https://amzn.asia/d/1Af6OjX

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