見出し画像

ドーパミン・カルチャーという世界

ドーパミン・カルチャーが今の世界を支配している

ショート動画というものは非常に理にかなったもので、人間の時間を奪っています。
また、食べ物においても合成的に創られた砂糖というものは麻薬よりもひどい中毒性を引き起こすといわれていても使われ続けています。
スマホのゲームやSNSも同じです。

『僕』たちの世界はドーパミンによる幸福とその中毒性に常に支配され、それは気づかないうちにやっているのです。

意識すらしていないのに”支配”されている構造というものは恐ろしいものです。

なにせ、自分たちはそれをいいものとして扱いますし、抗おうという意思すらおきませんから
この構造においては人間の世界を支配しておく機能としてはとても素晴らしいものなのかもしれません。
もし、この支配に強弱があるのであればそれは人間の欲望をこのドーパミンで連続的に満たしてあげる何かでしばりつけておけばいいのです。
人間の欲がある一定以上へとあがらない仕組みを作り、ドーパミンでその閾値をコントロールするのです。
これを行うことでもしかしたら人類は戦争をしなくてもよくなるかもしれません。
desire controlは世の中の問題を解決してしまうかもしれません。
しかし、それが果たして人として生きることなのかということでもあります。

多くの人間をこのドーパミンによる狭い範囲での欲望の中へと閉じ込めておき、生きることはできるが他のことに興味をあまり向かせないようにして与えられる刺激で満足する欲望で満足できるようにコントロールをする。
こうして、”養分”として民主主義という公正さを演出するため生かされる人間を置いておく。いや、放し飼いにしておく(放されていると思い込んでいる)
この人間をSDGsや環境問題、フェミニズムなどの問題へと落とし込み、それっぽい規範と教義を与えておく。
これはオブジェクト指向として機能して人間らしく生きている感を演出しているに過ぎないのであります。

自分たちの今いる世界というのはどういう世界ですか?

いま、一度自分のまわりを見てみてください
そして、これって何かおかしくない?と考えてみてください


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?