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医療従事者は女性の胸を見て、なぜ興奮しないのか

医療従事者は女性の胸を見て、なぜ興奮しないのか

『僕』は病院では臨床検査技師という仕事についています。
仕事の内容はというと、血液や尿を顕微鏡で見たり、血液の成分を調べたり、心電図という心臓の検査やお腹などの超音波検査などを担当しています。

その仕事は多岐に渡り、様々な事をこなすお仕事です。

よく「レントンげんを撮っている人だよね」と言われることがありますがそちらは専門外。
放射線技師さんとはまた違う仕事なのです。

とある、友達と仕事の話をしているときに素朴な疑問なのだけどという切り出しで言われたことがあります。

「若い女性の心電図や超音波検査をして興奮しないの?」

……

若い女性の胸を見て検査をしているときに興奮しないのか?

結論から申し上げますと「興奮しません」

それどころではないというのが本音でしょうか
検査の結果が出るまで患者さんの容態が急変しないとも限らないですし、何か異常があっては見逃すわけにもいきません。

そのためそういう風な考えで患者さんと接したことはありません。

色々なリスクがあるため女性の技師が検査をするときはあるけれど

たしかに若い女性はというより女性の患者さんは女性の検査技師が担当をしたりすることが一般的ですが人が足りないときはそれどころではありません。

ゆえに男性の『僕』が担当することももちろんありますが断られたこともありませんし、意外にも若い女性はなんの抵抗もなく検査に協力をしてくれる人が多いものなのです。

また、何もしなくても胸を触ったなどと言われることがある可能性もあるため検査中は女性の看護師さんが側にいることなども少なくありません。
(バイトで行くクリニックや小さい病院ではそういうところもあります)

医療従事者のわいせつ事件に巻き込まれる可能性

2016年に乳腺外科の医師がオペ後に患者への猥褻行為を行ったとして逮捕起訴されました。



しかし、この判決には数々の疑問点も残るところが多く医師の無罪が確定するかと思いきや有罪になり上告しました。

患者の当時の状態は麻酔のせん妄状態であり証言の能力は乏しいことやDNA鑑定の結果の疑惑などが数多いものとなりました。

これは人事ではなく医療の現場で働くすべての人に関係することです。

それゆえ、こういったことへの対策も医療安全やスクマネージメント委員会として病院内での議論や個人としても気をつけなければならないと考える次第です。

結語

友達との何気ないお話からでたこのお話し
いかがだったでしょうか?

ちなみに『僕』のせいの対象は女性ですのであしからず。
だからと言って、仕事中のそういった事に関していうならば考える余地はないということになります。

これは仕事との向き合い方や理性などの問題ではないかなと思うところですが……
嘘つけ〜、ホントはラッキーとか思っているんだろう?とかおっしゃる方々もいるかもしれませんが、そんなことはホントにないんですよ

「理性」とかそんなものではないのですが……、もう少しライト目な表現があってもいいのかなと思いつつ見当たらないのです

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