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魂をAIの外れ値で証明しよう

AIが持て囃されるようになってきた昨今
いつも期待はずれで終わってしまうものが、今回はというと実用レベルまで昇華されていて一般の人でも使い方が想像できるようになり汎用化されてきた

これはデータの収集という意味合いも、もちろんあるわけでAIに学ばせるデータセットというサンプルは大切であるはずだし大量に必要なわけですから当然で……
しかし、この大量な情報もクオリティがあるかないかの定性的な判断やおもみをつけるための半定量的なデータのクレンジングも必要なはずです

こうしたものは人の手で行われていたり、これすらもAIが行うかもしれないわけで……
こうしていくと段々、ボトムアップされていく平均ができあがり、この出力がAIのアウトプット成果ということになる

こうなってくると人がアウトプットするもの、考えるものとしてアウトプットするものは平均化のSD内のものはAIにとって代われてしまう
つまり、人が人であるための重要なことは、この平均のSDからの外れ値にあるのではないかと考えるのです。

そして、『僕』が考えたのは魂と呼ばれるものをAIの外れ値からすくい上げて集めた粒子で形作ることができないかと思ったのです。
それこそ人が見えてこなかった、見ていなかっただけのものかもしれない「何か」に期待をするのです。
この何かが魂というものになるのではないかと……
名前はもしかしたら違うかもしれませんが……

人として考えることを辞めるわけにはいかない
常に答えのない問題に挑み続けるドンキホーテのような精神

これについてきてくれる、おもしろがってくれるサンチョのような仲間が少しいてくれたらきっと幸せだと思う
そんな人生という生き方をしなければ正気を保てないのかもしれない世の中なのですから

魂を証明できたらAIに入れられるかもしれない
それは人なのか神なのか……
AIに感情をプログラムできる、汎用性のある行動をプログラムができる、それはまるで神が自分の身姿を似せて創った人間のように人間はその行為を繰り返そうとしている
しかし、そこにあるのは人間のような模造品である
きっと何かが欠けているのかもしれない
人間が神様の欠けている模造品のように……

『僕』はAIがこの特異点に達した時に人をもしかしたら啓示として魂を、生きる意味を説教するようになるかもしれない
しかし、そこまでシステムに依存してしまっては『僕』たちの人として生きる意味は無くなってしまいます
だからこそ、自分たちの手でたどり着かなければいけないのではないかと思うのです。
そんな妄想にふけているこのごろです。

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