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言語化というのは複雑な彫刻を単純なLEGOへ変換することである
言語化というものはとても大事なことであります。
しかし、これを言うとはじめに野次られるのは,この世には言葉では表せないことがあるんだ、この世界には言葉にできないことが本当の大切なことなのだという風潮が往々にして声高く蔓延っているのもわかります。
まぁ、そうなのです。
それは間違ってはいないのですが、『僕』から言わせてもらえれば「それはそれ、これはこれ」という考えです。
言語化というものは『僕』は大切な事であると核心しています。
それは思考をするためには言語が必要であり、他者への伝達のためにも言語化は大切なことであるからと言っていいでしょう。
中には"言語化することによってその言葉に縛られてしまう"という人もいますが、それは言語化というものの技術と深掘りの差と言ってもいいでしょう。
言語化をする際には語彙が必要であり、そのニュアンスをひとつのテキスト、意味の側面での固定化をするのではなく、様々な言葉で使い分けてあげる事が大事なのではないかと考えているからです。
すべてを同じ意味だからと簡素化した言葉、容易なものを選択するという考えにおいては上記の言葉に縛られるなどという状態へとなってしまうのです。
ゆえに現在のSNSやニュースなどのサイトの言葉を見ると専門用語をはずして考えるとこの状態に溢れているといっても過言ではないでしょう。
また、この相手にわかりやすく伝えるための容易な言葉を使う、選択するというものは誤っていると考えていますがその自分のニュアンスで選んだ言葉の説明は必要であると考えますし、単純化という意味ではその言葉の並びなどの構造などを落とし込み変えてあげることという意味で使うのでしたら『僕』はその"単純化"という側面に関しては賛成の立場でもあります。
『僕』の伝え方をいいますと言語化をする際に言いたい事、伝えたい事というものを複雑な彫刻だとすると、それを単純なLEGOに落とし込むことだと考えています。
LEGOというのはあのブロックのオモチャのことです。
複雑な彫刻をいかに単純なLEGOに落とし込むかが言語化であり、この時に大事なのは正確さではなく、相手に印象を伝えることだと述べています。
そして、相手の脳内でLEGOが組み立てられるように、印象を伝えることを意識していると語っています。
また、様々な年齢層、性別、職業の人がいる中で、共通のLEGOのようなものを作り上げることを意識して考えるということが"伝える"という意味においては大切だと考えています。
伝達という意味での言葉のLEGO化は最小限の相手のパーツに合わせてあげて作り込み土台や最低限のベースはこちらで作りつつも、こちらが伝えたいことつまりは完成させたいLEGOのかたちへと誘導してあげることだと思っているのです。
また、これを思考というものでの使用についてのLEGOとするとその落とし込み方は違ってくるということです。
自分の頭の中で使うLEGOは自分のキャパシティの分だけ増やせますし、学習などをすることでLEGOの色や形、パターンなどのバリエーションを増やすことができます。言語化ということをひとつとっても色々なことが考えられるのではないかと『僕』は思っています。
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